男池
- 近場の水場 -
大分県、庄内町。
人口は9,800人程の小さな町だ。
ここを流れる阿蘇野川は、足場が良く市内から近いので
気軽にエノハ釣りができる。
そして、この川の源流部が今回の目的地"男池"だ。
入り口には管理事務所がある。
12/19〜2/28まで閉鎖されているようである。
通常はここで、清掃協力費として100円取られる。
ゲートも何もないので今日はフリーパスである。
この道は黒岳への登山道にもなっている。
しばらく進むと橋が見えてきた。
川の水は非常に高い透明度である。
エノハの気配はない。
橋を越えしばらく進むと木道がある。
木道の外は泥濘なので外れないように注意する。
しかし、今日は気温が低いので土が凍っているようだ。
コンクリートのようである。
しばらく進むと、右側に目的の男池が見えてくる。
湧き出ている部位は直径4mほどであろうか?
思ったよりも小さいなと言うのが第一印象だ。
湧水量は毎分14トン、一日にすると約2万トンである。
水温は12.6度でほぼ一定しているそうだ。
底の方からコンコンと湧き出ているのが分かる。
一口飲んでみた。
う〜ん・・・
まろやかさが無く、渋い感じだ
池山湧水のように、いくらでも飲めるといった感じではない。
名水百選に選ばれているらしいが、チョット期待外れである。
取りあえず、持参した15Lタンクと2Lペットボトル2本
水筒3個に汲んだ。
ここから下流に1.5kmほど行くと滝があるらしい。
行ってみた。
カチコチに凍った道は少々歩きづらいが15分ほどで到着。
なかなか良い眺めだ。
落差3mほどの小さな滝であるが結構な迫力がある。
看板によると、この滝は名水の滝というそうだ。
春になると周りは緑に囲まれていい感じになるようだ。
今度は暖かくなって散歩しに来ようと思う。
水は池山湧水で汲もう・・・