マイボート 特務艇 「さざなみ」
− 入手から実戦配備そして活躍 −
小型の中古艇を入手した。今まで海釣りと言えば波止からのサビキ釣りや投げ釣りばかりであった。ボートを入手したことによって今までの海釣り(マリンレジャー)が大きく変わると思われる。海釣りだけではなく、潮干狩りやイルカウォッチング・花火鑑賞、そして猟期には鴨のハンティング等に役に立つと期待している。 渓流釣りがメインコンテンツであるが、堅いことを言わず海にも活動範囲を広げようと思う。 |
特務艇 漣(さざなみ) |
主要諸元 | |
船体材質 | FRP(繊維強化プラスチック) | |
長さ | 5.17m (19フィート) | |
幅 | 1.67m | |
定員 | 5名 (船員1・旅客4) | |
総トン数 | 5トン未満 (笑 | |
用途 | プレジャーモーターボート | |
航行区域 | 沿岸区域 | |
発動機 | ホンダ4ストローク 30馬力船外機 (BF30) |
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油槽 | 約25L (予備として20Lの 増漕を装備可能) |
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その他 | 航海灯・センターコンソール P箱改造イス・タモ網・ギャフ ロッドホルダー・魚探・GPS |
◆ 購入に至った経緯など ◆ |
'03年7月のある日、初めてボートからのルアーフィッシングを体験させてもらった。その時はマグレ?でスズキやチヌが釣れてしまいボート最高!!となってしまった。 そして2ヶ月後の9月、不意に思い立って2級小型船舶操縦士を取得。しばらくは船頭イッシーの船を借りて釣りに行こうと思っていたが、某所にて30馬力4ストを搭載した19フィートの非常に良い感じの中古艇を発見。見た瞬間「これしかない!これを買うな!」っと運命的(笑)な物を感じた。現物は和歌山県にあると言うので見に行くことが出来ず、デジカメで撮った写真をメールに添付してもらい参考にした。値段も手頃で陸送も手配してくれると言うので購入を決意。トントン拍子に話が進み、発見して一週間後に納艇となった。実際、あまりにも早く話が進むので、係留場所の確保や係留施設の設置等かなりバタバタとした。友人達は究極の衝動買いと祝福?してくれた。 |
待望のボート到着 2003年10月某日、その船は和歌山県より陸路を12時間かけてやって来た。実は深夜に到着していたのだが、暗く作業が出来ないので翌日に納艇となったのである。写真で見るよりも船体は綺麗でピカピカである。予想よりも綺麗な船体に暫し見とれてしまう。 写真右側に写っているのは非常にお世話になった船頭イッシー。 |
吊り上げの準備開始 おじちゃんとおばちゃんがテキパキと吊り上げる段取りを始めた。私とイッシーは固定用のストラップを外すなどのお手伝いを行う。船体の下に吊り下げ用ストラップを2本通しこいつで吊り上げるそうだ。この隙にコンソールやエンジンの使い方を教わる。着水の後すぐに始動させなければならないためだ。(早く動かないと流される為) |
クレーン始動! ゆっくりとワイヤーを巻き上げストラップが上昇する。おじちゃんは船が傾かないように、ゆっくりと慎重に操作している。この時はさすがにすることが無く、暫しその動きを見守ることとする。 左側にひっそりと私が写っている。イッシーと異常がないか警戒中。 |
そして空中輸送 微妙にバランスが取れた状態で船体が浮き上がった。このまま橋の下まで下ろす作戦である。ストラップから船がずり落ちないか、ハラハラである。私とイッシーは船を受け取る為に橋の下に移動。 |
着水 ゆっくりと水の上に降りてきた所を船体の方向を変え、二人で捕まえる。完全に水に着くと潮に流され出した。船を後ろにずらし、ストラップを取る。運送屋さんはすぐに帰るそうなので、イッシーに船体を捕まえてもらっている隙に運ちゃんと話しをする。話しが終わるとすぐに帰っていった。帰りはフェリーだそうな。 |
エンジン始動 さて、いよいよ乗船である! はじめの一歩は私から乗らせてもらった(それまでイッシーは船を掴んだまま待ってくれた) 乗ってみた感じは以外に広いと言うのが第一印象である。そして最大の特徴であるセンターコンソールに4スト30馬力の船外機。どうしても顔がニヤけてしまう(笑) イグニッションキーを捻るとセルが回るがエンジンが掛からない!(冷汗) 何度か繰り返して無事始動! |
離岸 ギアを後進に入れゆっくりと進む。ハンドルが重く操船し辛い。前進にギアを入れると少々カブリながらエンジンが回る。ずっと乗っていなかったそうなので調子が悪いようだ。徐々に回転数を上げていくとカブリは解消されてきたようだ。エンジンの整備が必要かもしれない。 |
滑走 フルスロットルで体感20ノット以上出ているような気がする。安定した走りで問題ない。ステアリングは少し軽くなってきた。動かしたのでグリスが行き渡ったのだろうか?長い間動いていなかったというのは本当のようだ。暫く乗っていれば解消されるであろう。 |