平成15年度 狩猟日記 その2
- − 大分県内での狩猟報告 -
出猟日 | 12月21日 (日曜日) |
時 間 | 09:00〜16:00 |
場 所 | 緒方町 (メス鹿可猟区域) |
猟法 | 鹿の巻き狩り |
天 候 | 晴れ |
使用弾数 | 発砲なし (FEDERAL Classic Rifled Slug) |
絞り | 平筒 |
猟 果 | ![]() 雌鹿 2頭 |
嬉しいことに今猟期初のグループ猟に参加させてもらえることになった。去年は獲物の姿を見ていないので今年はガンバロウと思う。
師匠がグループの中で一番料理が上手いそうだ。前に鶏飯やシシ鍋を食べさせてもらった事があるがスッゴク美味しかった。今日も師匠が料理を作ってくれた。メニューは鹿のヌタ・タタキ・心臓の刺身である。反省会を行ないながら料理を頂く。まずはヌタ、これは一番美味しい背ロースの部分を醤油・ニンニク・砂糖と混ぜた物だそうだ。とても柔らかく癖がなくとってもウマイ!感動爆裂である。次にタタキ、生姜醤油で頂くとサッパリとしており柔らかくいくらでも食べられる感じだ。こいつもウマイ!最後は心臓の刺身、これも生姜醤油で頂くと歯ごたえがあるが意外に柔らかく酒の肴に非常に良い感じである。癖があるかもと警戒したが全くそんなことはなく美味しい。どの料理もマジで(゚д゚)ウマー! |
出猟日 | 12月30日 (火曜日) |
時 間 | 08:30〜14:00 |
場 所 | 大分県西部 |
猟法 | 単独での流し猟 |
天 候 | 快晴 |
使用弾数 | 33g 5号弾4発 7半3発 |
絞り | モデ |
猟 果 | ![]() コガモ(オス)2羽 |
今年最後は例のカモポイントで締めることにした。本日は快晴で尚かつ無風状態である。このポイントを攻めるには非常に辛い。
大きなカモの群を発見。見ると待望のマガモちゃん達だ!すぐに車を路肩に止め銃を掴み群れに近づく。死角から大きく回り込み5号弾を装填。と、不意に近くの数羽が飛び出した!慌てた私はそいつらに向け発砲!これを合図に本隊約30羽以上が飛び出した( ̄□ ̄;) 距離があるので撃っても当たりそうにない。指をくわえて見送ることになった(泣) 焦ってしまい今期初のマガモを獲り損ねた _| ̄|○ まだまだ修行が足りないなぁ〜 |
出猟日 | 2004年2月3日 (月曜日) |
時 間 | 12:00〜15:45 |
場 所 | 河川敷 |
猟法 | 流し&待ち猟 |
天 候 | 晴れ |
使用弾数 | 7半一発 |
絞り | モデ |
猟 果 | ![]() キジバト 1羽 |
なんとまぁ、一ヶ月間のブランクが空いてしまった。3ヶ月間しかない貴重な猟期の1/3もの間を無駄にしてしまったのだ・・・ 後2週間の猟期を目一杯楽しもうと思う。 さて、いつもの河川敷をゆっくりと見回る。12月8日からここには来ていない。先ずは猟場の観察を優先する。前猟期にヒヨ・ムクを沢山獲った栴檀(センダン)の木には未だに実が付いたままである。
この時期には既に食べ尽くされ残っていなかったと思うが、今年は干からびてしまっているが沢山残っている。今期はヒヨが少ないという影響であろうか?それとも他に良い餌があったのだろうか?謎である。 キジを逃したところやコガモが付いていた所など隈無く見て回ったがなーんにも居ない。そんなこんなでキジバトの木に到着。すっかりと葉が落ち丸裸になっている。ポカポカと暖かく、日向ぼっこを兼ねて少しこの場所で獲物が来るのを待ってみることにする。
早速お客さんのお出ましである。キジバト1羽バッチリの場所に現れた。7半を装填し狙いを付ける。距離は約20m。途中に障害物はない。ゆっくりと引き金を絞り発砲! 羽を派手に飛び散らせドサリと落ちた。
根本に駆け寄ると既に息のないキジバトが落ちていた。回収し再び待ちにはいるが、獲物は現れずこれにて終了。やはり猟期も終盤となると獲物が居ないものだ・・・ |
出猟日 | 2月4日 (火曜日) |
時 間 | 12:30〜16:00 |
場 所 | 河川敷 |
猟法 | 待ち猟 |
天 候 | 晴れ |
使用弾数 | 33g 7半一発 AAフィールド&スーパードーム 約10発 |
使用銃・絞り | レミントンM870(モデ) & エースハンター 5.5mm |
猟 果 | ![]() キジバト 1羽 |
今日は最終兵器として今年から投入したエアライフル(シャープエースハンター)を持っての出撃である。いつものコースを車で流すがカモもキジも居ない。昨日キジバトをやっつけた場所までやってきた。今日も暖かいので日向で待ちを行うことにした。870の薬室に7半を一発装填し、エースハンターを8回ポンプしAAフィールドを装填。共にセフティーをONにして獲物がやってくる木を監視する。
日が傾いてきたので今日はこれで終了。結局スコープは合ったのだろうか? |
出猟日 | 2月6日 (金曜日) |
時 間 | 12:00〜16:45 |
場 所 | 河川敷 |
猟法 | エアライフルでの待ち猟 |
天 候 | 晴れのち曇り |
使用銃 | シャープ エースハンター 5.5mm |
使用ペレット | AAフィールド&ジェット弾&スーパードーム 約20発 |
猟 果 | ![]() ヒヨドリ 4羽 キジバト1羽・ヒヨドリ2羽 半矢 |
本日は今までと少々違う猟をしてみようと思う。昨夜ジックリと練った作戦である(注:仕事中です!)今回の作戦とは、偽装網とポンチョの屋根で出来た掩体壕からのエアライフルによる狙撃である!大きな音もなく姿もなく獲物を狙撃する!この作戦には少々自信がある! 銃と資材を積み込みいつもの待ち場に直行する。 ヨシをかき分け、進んでいると、目の前の池から4羽のマガモが飛びだした!散弾銃は背中の銃袋の中である!素早く取り出し装填し発砲するなんて芸当は到底無理! 泣きながら見送る・・・ ここにカモが付くのは知っていたが終猟間際のこの時機に付くとは・・・ 失敗である。 さて、気を取り直し掩体壕の設営にかかる。迷彩ポンチョを天幕とし、偽装ネットを入り口に掛けて内部を隠す。5分もかからずに設営完了!
非常にシンプルであるが離れて見ると以外と効果は高いようだ。
内部の空間も広くエアライフルのポンピングは楽々できる。目の前にちょうど突き出ていた竹には散弾やエアライフル弾を収納するのに具合がよい。
獲物が飛来する木はバッチリ目の前である。少々射角がキツイが竹をクロスし、そこにレストする事で安定して射撃ができそうである。
ヤルなら徹底的にと言うことで、私自身も迷彩で固めてみた。自衛隊が使用しているドーランを塗っても良いのだが落とすのがメンドーなのでメッシュのスカーフで間に合わせる。
まぁ、こんなものでOKであろう。エースハンターをポンプ8回しスパードームを装填。獲物の登場を待つ。 すぐにヒヨドリさん1羽がちょうど良い地点にとまる。スコープのクロスの中心でジックリと狙い発射!バスッという発射音に続き布団叩きで布団を叩くようなパンッと音を立てHIT!ヒヨは地上に落下する。つ、ついにエアライフル初の獲物GETである!あんなに着弾音がするとは驚きである。胴体を狙ったのであるが弾は頭に当たり貫通していた。こいつはスゴい!! すぐに8回ポンプし装填し待機する。スコープは左右はちゃんと合っているようなので上下のみ少し修正する。 その後、半矢で2羽を逃がした所でまたまたヒヨドリ登場。しっかりと狙いゆっくりと引き金を絞る。発射音に続き着弾音がするが獲物はヨロヨロと飛んだ! 少し離れた木に留まっている。素早くポンプし後を追う。近づいても逃げる様子はない。10mほど近寄り発射!パーンとかなり大きな音を立て落ちた。回収すると初弾は右羽付け根部分に当たっている。それはよいのだが、胴体中央部に大きな穴が空き肉はゴッソリとえぐり取られ貫通している・・・ 至近距離で5.5mmを撃つとこんなにも肉が傷むとは驚きである。
さて、マターリとパンとお茶で食事をしているとキジバトがすぐ頭の上の枝に留まる。エアライフルの銃口を隙間から出すと少し先の木に飛んだ。胴体を狙い引き金を引くとパッと毛を散らし飛んでいった・・・ 半矢である _| ̄|○ 素直に散弾で撃てば良かった・・・ その後、またまた半矢を作ったりしながら合計4羽をゲットし終了。エアライフルがこれほどに面白いとは思わなかった。一発で獲物を仕留めるのは散弾にはない正に「One shot One kill」である。二の矢が撃ちづらいポンプ銃と言うのもポイントが高い!これはハマリそうである。しかし、本日の偽装掩体壕からの射撃であるが、何もない時と比較して獲物の飛来数が多く、飛び立つまでの時間が長いと感じた。初矢で外してもポンピングで動いても獲物からは見えないので二の矢がかけられる。後は正確な射撃が出来れば完璧!これからはこれで行こう! |