平成19年度 狩猟日記 その1
−大分県は本年より全域でメスジカ可猟・頭数無制限です-



出猟日 11月1日 (木曜日)
時 間 07:30〜16:30
場 所 県南
猟法 単独流し&コール猟
天 候 晴れ
使用銃 Remington M870(1.5-6倍スコープ)
銃身 20in・1/2ライフル
使用弾数 Remingtonサボットスラグ 2発 
猟 果
メス鹿 1頭
 いよいよ待ちに待った狩猟の季節である。今年からイノシシ・シカが15日早く解禁となった。日の出と共に猟場に入ろうとしたが、出発するときにちょっとしたトラブルで出発が1時間遅れてしまった。それに伴い、猟場に入るのも日の出から1時間過ぎた。目を付けていた場所は案の定3台の車が止まっており、すでにメスを2頭しとめていた。話を聞くと私の予想通りの所で撃ったそうだ。出鼻を挫かれションボリであるが、まだ一時間しか経っていない。この先にもポイントはあるので丁寧に攻めていくことにする。

 お昼近くまでグルグル回ったが駄目である。途中で道路に出ていたシカが居たが、路上発砲になるので無論撃つことはできない。すぐに藪の中に飛び込んで逃げたが、私は指をくわえて見ていただけだ・・・ かんばしくないので今まで攻めたことのない林道を一本一本調べることにする。

 何本か見て回り、途中で鹿笛をつかって呼んでみたりしたが反応なし。ここで大きく移動することに決定。しばらく走って目的地に着くとイノシシが餌をした跡がものすごくたくさんある。足跡も新しく犬をかければ楽しいことになりそうだ。だが本日は単独猟で目的は鹿! 獲物を求めて林道最深部まで来た。ここからは車をデポし徒歩で攻める。地図によれば、沢沿いに進むとなかなか良い感じの地形があるのだ。たまに鹿笛でメスの鳴き声を出しながらゆっくりゆっくり歩いていくと、ポイント近くで前方より威嚇音のような鳴きが聞こえて小さなメスが奥に入った、警戒音のピッという声ではなくビャッっ感じのオスの威嚇鳴きのような感じであった。姿は見えなくなったが、その辺に居ることは間違いない。ひょっとしたらオスも近くに居るかもしれないので、この前JUN氏に教わったように、大きな杉の木の根元に座り込み木と同化してオスの鳴きを笛で出した。メスの声と交互に出し、枝でガサゴソ音を立てたりしながら耳を澄ます。

 ふと気が付くと、前方50m位の葉の間に動かないが小さな鹿の顔のような物が見える。これは前にJUN氏の駆除に同行した際も経験したのだが、鹿で頭がいっぱいだと葉っぱや切り株などが何でも鹿に見えてきてしまう現象(病気?)が再発したんだと思ったが一応念のためスコープで確認。すると小さなメスがこちらをジッと見ているではないか!そのまま銃の安全を解除し、正面を向いているので首の付け根付近を狙い発砲!だが獲物は走り出し沢を左側に渡って斜面を上ろうとしている。二の矢を撃とうとするが銃に迷彩ネットをかけていたので、うまく装廃莢ができずにもたついてしまう。やっと装填すると運良く獲物は立ち止まって振り返った。このチャンスを逃さずに体の真中に狙いを着けて発砲!今度は巧くこけて斜面を転がり落ちた。挙銃したまま獲物に近づくと痙攣しているが逃げそうにはない。腰の剣ナタを引き抜き止めを入れるが間違って右に刺してしまった。血が出ないのでおかしいなとは思ったが・・・ すぐに左側の心臓を刺すと、ドバドバと血があふれ出した。これで今年一頭目を無事ゲットー!!

鹿さん捕獲!

そのまま頭を下にして放血を促す。獲物を観察すると、初矢は耳に大きなピアスの穴を空け腰付近の毛皮を削っただけで致命傷にはならず。

耳→腰をかすめる

二の矢で頭の四分の一を吹き飛ばして脳を損傷。どうやら照準が上にずれているようだ。

脳みそ飛び散った・・・(マウスオンでカラー表示)

猟期前にスコープをダットサイトから着け代えたが、ボアサイティングのみで実射してなかったのが災いした。肉が痛まなかったのでよかったが脳味噌が露出して痛々しい。放血が完了すると車の近くまで引っ張ってきて沢で解体することにする。昨年の猟期にグループ猟でみっちりと鍛えられたおかげでなんなく完了。

ガーバーのガットフック

 ガットフックを初めて使ってみたが、素早く簡単に皮だけを切れるのでとても便利である。各部位別に、たまねぎ袋(赤いメッシュの袋)に入れて木の枝に吊るし荒熱を取った後、ビニールに入れて沢の水で冷やす。その間に軽トラに積んでいるポータブル冷蔵庫の電源を入れて予冷しておく。ここやっと一服である。捕獲した鹿は1才位のとても若い小さなメスであった。発砲地点に戻りレーザーで計測すると距離はちょうど55m。スコープが合っていれば眉間の間を狙える距離なので反省する点が多い。今月14日には大分射撃場に大口径射面がオープンするので早速サイト合わせに良く必要がある。それまではカンで狙いを補正するしかないだろう・・・

とにかく解禁初日から獲れたので良かった。



出猟日 11月2日 (金曜日)
時 間 07:00〜11:30
場 所 県南
猟法 単独忍び&コール猟
天 候 晴れのち曇り
使用銃 Remington M870
銃身 20in・1/2ライフル
使用弾数 Remingtonサボットスラグ 5発
猟 果
なし(半矢1)
 日の出は6:30であるが、30分遅刻してしまった。本日は初めての忍び猟に挑戦する。鹿笛を使うコール猟のようであるが、一箇所でジッと待たずにゆっくり歩いて獲物を探す猟法である。獲物を見る機会は多いが、コール猟のように10mより寄って来ていつでも撃てるという事はないらしい。

 林道最深部に車をデポし装備を固めてゆっくりと歩き出した。メスの「ミャー」という鳴き声を出しながら。獲物が居そうな場所に歩く。地図を見ると500mほど行くと大きく谷になっている。この辺に居そうな気がするのでそこを目指して警戒しながら進む。

 目的地手前でこちらをジッと見て動かない2段角のオス発見!体を晒しているので動くこともできず、ここから発砲するしかない。ゆっくりと挙銃し狙いを付けるが遠い・・・(後の計測で86m)スコープの倍率を最大の6倍にまで上げて狙うが安定しない。照準がズレているので補正して胴体の真中を狙い発砲!外れたのか谷の底に走った。
すぐに後を追って走ると、獲物が居た地点で微かに腹の臭い(内臓臭)がする。注意深く観察するが血は引いていない。谷を降り注意深く観察するも獲物は倒れていないし、足取りも分らない。付近を丁寧に捜索するも完全に見失ったので辛いが打ち切って戻ることにする。多分、半矢で腹に当たっているので長くは持たないだろう。かわいそうなことをしてしまった。初めての四足での半矢である・・・

 発砲した後なので獲物に会う事はないだろうと銃袋をかけて背中に背負ってトボトボと帰っていると杉林と雑木林の境にオス鹿がいて警戒音を発して雑木に消えた。鹿笛を「ミャー」と鳴らし、すぐに銃袋をはぎ取り装填するも、当然獲物は姿を眩ませている。念のため杉の根元に座り込んで笛を鳴らしてみて様子を見るも30分待っても気配がないので今度こそ車まで戻った。

 前に獲物を多く見たポイントへと大きく移動した。ここは入り口から先が荒れていて軽トラでは進入が難しいのではないかと思ったが、以外にもルートをちゃんと取れば走ることができた。一度腹を大きく打ってしまったが・・・ ポイント近くで車をデポしてゆっくりと歩く。いきなり5頭ほどの群れに遭遇!頭は木の葉に隠れているが、オスらしき黒い背中が見えたので体の中央めがけて発砲!だが転けない。オマケにメスもゾロゾロと出てきた。獲物は急登&倒木で思うように登れないようで一列縦隊でモタモタしている。さらに2発追い矢を撃つが倒れない。脇にある木の葉が飛び散るのが見えた。さらに装填しもう一発放つが外れである(;´Д`)  レーザー距離計で計測すると50m。いったいどうなっているのであろう?この距離で4発も撃って当たらないとは??これ以上がんばってもどうしようもない感じなので撤収することにする。とにかくスコープを合わせない事には始まらない。帰宅後もう一回ボアサイターで確認しよう。

と言う訳で、獲物はたくさん見て発砲したが本日はボウズ _| ̄|○




出猟日 11月3日 (土曜日)
時 間 08:30〜15:00
場 所 祖母・傾山系
猟法 グループ猟
天 候 晴れ
使用銃 Remington M870
銃身 26in・平筒
使用弾数 なし 
猟 果
メスイノシシ 1頭 約70kg
 今年一発目のグループ猟である。7時前に自宅を出発。無線で連絡を取りあいながら一路祖母・傾山方面へと急ぐ。1時間ほどでいつも集まるコンビニに到着。すでに犬を積んだ勢子のGさんが到着していた。話したり犬たちと遊んでいたら次々にメンバー集結。再初に攻めるのは、この地点から少し行った所らしい。コンボイを組んで移動した。到着するとすぐに足見をしてそれぞれの待ちを決め展開。私はちょうど中間地点に配置された。杉とクヌギの境で見晴らしが良くウジ(獣道)がある地点に陣取った。上手のほうから犬をかけ探るが反応がない。大きなイノシシの足跡はあるそうなのだが・・・
しばらく捜索するが駄目なようでここは切り上げ。通りがかった猟師によればここは昨日犬を入れているとの事であった。残念!

 今度は大きく移動して初めての場所に来た。GPSで確認するとポイントDの反対の山になるようだ。ここは新鮮な足跡と地元の人の目撃情報がある。よなよな4〜5頭の群れが畑を荒らしていると言うのだ。早速持ち場に移動する。私を含めた4人はは谷の底まで急な坂をエンヤコラと降り、谷底に展開する。皆が待ちに付いたところで勢子さんが犬を入れる。少しして一頭が鳴きを上げるがウサギであった。その後すぐにイノシシが起きた!私たちの谷底に向かっているという。挙銃して待機しているとすぐ上の待ちから「行ったぞ!行ったぞ!」と無線が入りゴロゴロと石を転がす音が聞こえてきた。獲物を確認しようとするが見えないし草木も揺れない。そのまま待機するがどうやら二人の間を抜けられたようだ。

右側を抜けられたっぽい

獲物は1分もしないうちに山を越えて川原で張っているライフルマンのM師匠にかかり無事捕獲された。頭だけ出して泳いでいる所を4発撃って顔面に2発命中。だがそのまま川の中に沈んだそうで回収には裸になり川に入ったそうだ・・・

無事獲物が獲れたのは良かったが、問題は回収である。現場はとんでもなく深い谷になった川原だそうで引き上げるのに人手が要ると言う。早速戻ろうとするが、犬が二頭出てきた。引綱を付けて犬と共にもと来た急斜面をゼェゼェ言いながら登って車に到着。犬を親方に渡し、川原の待ちへと移動する。500mほど道路を下った地点から獣道を降りる。地図を確認すると、ここは私が居た場所よりも急で遠い・・・ 数百メートル降りてやっと川原に出た。だが、現場はさらに歩いた先だ。少し歩くと数人がかりででかいシシを引っ張っている。私が持ってきた長いロープを繋いで皆でエンヤコラと引っ張る。川原は良かったが、登りになるとこれが困った。かなりキツイ登りなのですぐに息が上がって力が入らない(泣) 汗だくになり数十メートルごとに休憩を取りながら何とか頂上の田んぼまで引き上げた。・・・マジでキツカッタ orz

 疲れきったのでここでお昼タイム。全力で動いた後なのでご飯が喉を通らない・・・ 適当に済まし、残りは犬たちにおすそわけ。次に攻める場所も相談して、このすぐ先をやってみる事にした。ご飯を食べて一息付いたら早速移動。私は尾根沿いに配置された。何本も獣道があるのでそれらが集中する尾根の反対側の田んぼに陣取った。だが犬を放つとの連絡が入ったっきり何も聞こえない。山が邪魔して電波が届かないのである。よって何が起こっているかは不明・・・ 時折、勢子さんとM師匠の声が聞こえるだけである。
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2時間経過して勢子さんが犬を回収しているとチラッと聞こえたので、車に戻り車載無線で聞いていると全員待ちをはずして集合と連絡が入る。(後で聞いたところによると獲物は出なかったらしい)ポイントDに集合して今期初のシシの解体である。肌が白く脂が乗っており上物のメスシシであった。

綺麗な肌のメス

皆平等に分配すると、きれいに片付けて一路勢子長の家に向かう。明日も出撃なので泊めてもらうのだ。ここからはツガニ(モクズガニ)のいろんな料理を食べたり、翌日開催される「もみじ祭り」のゲストである宝塚歌劇団の人達に今日の獲物のイノシシを料理して持っていったりしたのだが、写真もないのでこの辺で・・・・

さぁ、明日もガンバロー!



出猟日 11月4日 (日曜日)
時 間 09:30〜15:30
場 所 祖母・傾山系
猟法 グループ猟
天 候 晴れ
使用銃 Remington M870
銃身 26in・平筒
使用弾数 なし 
猟 果
オス鹿 1頭
(グループでの猟果)
 05:00起床。本日は勢子長宅に泊めていただいているので、のんびりとテレビを見ながら朝食をいただいて08:00に出発。無線ではメンバーが次々に集まってきているのが聞こえる。ポイントDの上の広場に集合し、暖を取りながら本日の打ち合わせを行う。西の端っこである符丁”KS”を攻めることになった。大きく移動してKSに到着。ここで足見のため数名が奥に入っていく。私も教えてもらいながら近場の足見を行うが鹿の足はあるものの、新しいのはない。奥のほうに新しいのがあるそうなので各自散開して大きく囲む。私は大きな橋近くにある獣道脇で待機。

犬をかけると無線が入りしばらくは静かなまま。こっそりと獲物が抜けないようにジッと動かずに当たりの気配を伺う。30分ほどして犬が鳴きだした。高台なので谷にこだまする鳴きが良く聞こえる。少し間を置いて発砲音が一発あり鹿を止めたと言っている。さらにかき回すが、獲物は出てこない。大きな足があるそうだが犬の反応なしである。お昼になったのでいったん休憩。林道奥に入った広場で次を相談。この奥をやってみることにした。

私を含めた3名は川原に出てポイントを囲む。一名がライフルマンなのでこの広い川原でも安心だ。だが犬を入れても獲物は出ない。ついに終点である私の目の前まで来たがダメ。結局一匹も出ずに終了となった。

本日の獲物は鹿一頭であるので皆で分けると分配量が少ない。なので皆遠慮して撃ったKさんと解体補助の私で山分けすることになった。私の軽トラに積みこみ川原でチャチャッと解体し終了。途中で勢子長の家によって来たM師匠と合流し帰路に付いた。



出猟日 11月16日 (金曜日)
時 間 11:00〜13:30
場 所 県南
猟法 単独流し猟
天 候 晴れ
使用銃 Remington M870(1.5-6倍スコープ)
銃身 20in・1/2ライフル
使用弾数 LIGHTFIELD Hybred EXP Sabot Slug 1発 
猟 果
オス鹿 1頭
7日に交通事故に遭ったおかげで、山には行けないわ首は痛いわ右半身は不自由だわでグンニョリしていたが、リハビリのため軽く回ってみることにした。前日に軽トラは修理から帰ってきたのでその様子見もかねてである。

獲物は見つけて獲りやすかったら撃とうという今までにないほどリラックスして猟場にやってきた。スコープの倍率とスイッチを確認し銃袋に突っ込んで、いざ出発!スコープのズレはボアサイターでバッチリ合わせたのでたぶん大丈夫だろう。ドライブ気分なので、のんびりと走る。未舗装路の衝撃は腰や首に辛いが久々の山なので気持ちが良い。車も完璧に直っているようだ。まったりと走っていると視界の右上にオス鹿のシルエットが写った。距離は10mもない。すぐに止めたら逃げるの確定なので、気が付かなかったようにそのまま素通りし、少し先でエンジンを切って静かにサイドを引いて外に出る。警戒鳴きは聞こえなかったので逃げてはいないはず。耳を澄ますと私が来た方向の上を登っていく音が聞こえる。銃を取りだしそのまま山を登るが怪我人には辛い運動だ。大きく上に上がると透けており案の定獲物が見えた。2発装填するとこちらに気が付いて振り返って見ている。少し遠いが(後の計測で68m)スコープの倍率2.5倍のままでドットを体の真中に合わせる。鼓動で銃が跳ねるが落ち着けと自分に言い聞かせながら揺れが収まった瞬間に発砲!左目に銃口から吹き出るオレンジ色の炎が映り獲物が見えない。光が消えると獲物は崩れ倒れてゴロリと転げ落ちていく。その様子がスローモーションの様に見えた。転げた後もガサゴソ音がしている。装廃莢してスコープで追うが木に阻まれて確認できない。走られたら困るので挙銃したまま様子を伺う・・・ しばらく待ったが、たまにゴソゴソ音はするが走る様子はない。ひっくり返って動いているのだろうと判断し、脱包して体をいたわりながら斜面を降りる。

何とか降りきり、落下予想地点で「獲物はどこかな」と探すが見当たらない。少し先でゴソゴソ音がするので目をやると鹿が這うように動いている。止めを撃ちこもうと装填するが脊椎に弾が当たり足が立たないようである。首は何とか動くし角があって危ないが、剣ナタで刺すことにした。隙を見て角を足で踏みつけ動けなくし前足を掴んで心臓付近に刺すと「ギビィィィーー!」と凄まじい大音量で鳴いた。かわいそうだがここで躊躇するとさらに苦しめる。耳がキンキンするが一気に刺して絞める。だが、なかなか息絶えない・・・ もう一度刺すと呼吸に合わせて血が噴だした。だがまだ息はある。どうしよう・・・ ナタで頭をたたいても苦しめるだけだろうし・・・ もう一度心臓と肺を切ってみるとゆっくりと息絶えた。苦しませてしまって気が思い。一発600円をケチるんじゃなかった。

やっと絞めた

さて、何とか捕獲したのは良いがどうしよう?軽トラまで引っ張り後ろのゲートを開けて何とか積みこんだ。普段ならなんて事無いが、こんな体だと辛い辛い 解体専用に解禁日に目を付けた場所まで移動する。今までのジープなら助手席にブルーシート引いて獲物を包んでいたが、今は荷台にポンである。軽トラで良かったと思うときだ。

軽トラ便利〜♪

解体場で観察すると弾は脊椎だけをきれいに破壊していた。当然左右の背ロースは見事に1/3がグチャグチャ_| ̄|○ ガットフックで毛皮を切り解体していくが、少し同じ姿勢を続けただけで、体中あちこちが痛い。苦労しながら各部位にバラシ完了!血の付いたブルーシート(オレンジ色だが)も沢で洗って休憩。

脊椎だけを破壊

キツイのでもう獲物は獲らなくて良いが、さっき発砲したところに空薬莢がそのままだ。ゴミ放置は良くない!その先も見ておきたいし、戻ってみることにする。

発砲地点に再び戻ってきて薬莢は無事回収。ちょっと急勾配な上のほうで動く気配があったが追うことはしない。肉は十分あるし、もう息切れして動けないのである。その先をのんびり走って山頂に出た。周囲は杉の伐採を行っていたようで眺めが良い。ちょうど切り株があったのでここで休憩。ガスコンロとメスティンでお湯を沸かしインスタントちゃんぽんで昼食。ミカンもいくつかおやつに持ってきたので遠足気分だww

カップヌードルとどちらにするか悩んだ

お腹も満足したので山の反対側と気になるポイントを幾つか見て回り、のんびりと帰投。充実したリハビリであったww



出猟日 11月25日 (日曜日)
時 間 09:30〜15:30
場 所 祖母・傾山系
猟法 グループ猟
天 候 晴れ
使用銃 Remington M870
銃身 26in・平筒
使用弾数 なし 
猟 果
オス鹿 1頭
(グループでの猟果)
 久しぶりのグループ猟だ。不自由な体であるが、経験を積むためにも無理やりの出撃である。7時に家を出発。途中でGさんと合流して猟場に向かう。いつものコンビニに集合しポイントDに移動。昨日はオス鹿3頭とイノシシを捕獲したらしい。んで、その鹿の角を切ってくれとの事で、金切ノコで骨から切断する。もちろん私の仕事だ。結構な運動量で3頭分6本の切断が完了するころには体が暖まった。上の広場に移動し作戦会議。昨日やったポイントの反対側を大きく囲むことになった。

 私は三叉路付近を受け持った。休耕田や雑木林に幾つも獣道があり期待できる。犬をかけてしばらくするとイノシシが出た。無線ではこちら側に向かっていると言う。耳を澄ますと犬の鳴きが聞こえてきた。だが、少し奥のほうから止まって動かない。配置を代えて数人が突入する。私は休耕田へと移動した。すこしして、私の方へと動き出した。鈴の音とガサガサと音も聞こえる。発砲体制を整えて緊張して待機しているとすぐ目の前の水路でゴボゴボと渡る音が聞こえる。だがカヤが高く生い茂っており移動場所は分るが発砲できない。獲物と犬はこちらへは来ずに斜め向かいの方へ登っていった。突入していたKさんによると大きなシシだそうだ。獲物は待ちにはかからず、最初のほうへ戻った。しばらくして待ちを抜けて反対側に入るのが見えたと連絡。すぐに包囲網を張りなおす。軽トラに飛び乗り、ポイントD下の昨年シシを外した待ちへと移動。昨日はここの田んぼで一頭獲れたらしい。無線の通信量が一気に増え混乱気味であるが各員再配置完了。勢子さんがさらに犬と共に追いたてる。

 私の山を隔てた反対側の谷に行ったようだが、山が邪魔して無線が入らない。尾根を行く勢子さんの無線が時折入るだけだ。昼過ぎに一頭半矢とか獲れたとかノイズの向こうで聞こえる。勢子長からの無線では現在の待ちを確保したまま昼食を取り待機せよとの事である。私の待ちは重要ポイントであるので気が抜けない。小走りに車に戻りお弁当を取って急いで戻る。

 それから3時間ほど経って終了の連絡が入る。結局どうなったのか分らないがポイントDへ集合。オス鹿が一頭運ばれてきた。M師匠がライフルで捕獲したらしい。シシはどこか抜けてしまったようだ。解体し角を切って片付けして解散となった。

待ちで完全体のヘビの抜け殻を発見!

シシが獲れればなお良かったが、発砲寸前のあの緊張感だけでも楽しい。獲物が居ればまたそのうち追いかける事ができるだろう。今日はシシの勝ちである。ただ、首・腰の痛みや右肩・腕の痺れなど体のほうは結構辛かった・・・ (´・ω・`)ショボーン