平成19年度 狩猟日記 その5
−大分県は本年より全域でメスジカ可猟・頭数無制限です-



出猟日 2月3日 (日曜日)
時 間 10:00〜17:00
場 所 祖母・傾山系
猟 法 グループ猟
天 候 雪のち曇り時々雨
使用銃 Remington M870(ダットサイトSD-33)
銃 身 20in・1/2ライフル
使用装弾 LIGHTFIELD Hybred EXP Sabot Slug 2発
猟 果
オスジカ 1頭
小イノシシ 1頭

昨日は雨の中3時間ほど掻き回したが、あまりにも酷く降り昼過ぎで中止になった。勢子さんが小シシを2頭見て発砲、それと待ちの人が遠くに大きなシシを見ただけで捕獲は無かった。一度解散して勢子長の家でシシ鍋を作り飲み会となった。泊まる用意はしていなかったのだが、そのままの流れで泊めてもらう事になった。

前日の昼から降っていたミゾレが夕方から雪になり、朝起きてみると銀世界になっていた。

真っ白になった・・・

銃をガンロッカーから出して、朝の点検をすると機関部にうっすら錆が浮いてる・・・ 雨に濡れてそのままだったからね・・・ だが昨日から我が愛銃はパワーアップしている。密かに進めていたハーフライフル銃身とダットサイトの組み合わせを実行したのだ!下がる一方の迎撃率を向上させるにはリブ付き銃身ではダメ!鹿撃ちで実績のあるハーフライフル銃身を使用する事により命中精度を上げ、さらに移動目標に対して視野の広く狙いやすいダットサイトの使用で巻き返しを図る!! この作戦のため新たに投入した自衛隊使用のダットサイト(正確にはMD-33vr2ではなくて光センサー省略のSD-33)はスイッチを切るのを忘れていた。どうせなのでスイッチはそのままにレンズと銃をを拭いただけで終了。本日も異常無し!

前日の待ちで雨に濡れる完全防水のダットサイト

朝食をいただき8時過ぎに出発。手分けして昨日見たという大物の足後を探して見回りを行う。私は昨日待った林道を担当することになった。雨と雪でヌラヌラになった路面にタイヤを取られながら進んでいくと、斜面の上から子シシが一頭落ちてきた!反射的に車を止めエンジンを切って銃を掴み飛び出す。カボス畑に逃げ込んだので、身を屈めて静かに後を追う。少し行くと畑の真中で立ち止まってこちらを見ている。銃袋を剥ぎ取り、薬室に一発放り込み閉鎖。ダットサイトのカバーを跳ね上げて挙銃すると左方向へ走り出した!赤い点を獲物に合わせてカボスの木が途切れた所で発砲!! 腹部に披弾しうつぶせに倒れてバタバタしている。駆けよって噛みつかれないように口を足で踏みつけ、剣ナタで心臓を刺すと直ぐに大人しくなった。いきなりのシシに驚いたが、鹿猟の経験が役に立ったことと、新投入のハーフライフル銃身&ダットサイトの威力を発揮でき満足だ。車に戻り無線で子シシ確保の報告。獲物を積んで足見を続ける。

犬もかけないのに何故か飛び出てきた小シシ

ドロドロの路面に悪戦苦闘しながら終点まで見終わった。新しい足は無し。先ほどの子の親も兄弟も見当たらず本線に出て上へ移動する。

集合して検討会を行い、昨日やった横をやることになった。軽トラの荷台の高さほどある大きなシシを見たという所だ。私はSKさんに連れられて林道終点から奥に入る。本線から林道の入り口は急勾配&泥んこで4駆にデフロックを使ってもなかなか登れない。勢いをつけて登ると溝に落ち込み左バンパー下が凹んでしまった orz
半泣きで何とか登りきり、奥で転回するときにスタックしそうになりながら車をデポし待ちへ山を登る。
私は杉の中で見通しの良い斜面一帯を守ることになった。左右150mの広範囲だがサボット弾に最適な待ちだ。我々の待ちが完了すると勢子さんが犬を投入。

私の上に行ったSKさんは尾根を透けていくと鹿が二頭飛び出したと言っている。しかし犬は獲物と出会わない。昼過ぎから冷たい風が吹きだして雨が降ってきた。寒いので濡れてる枝に剣ナタで燃えやすいよう細工して焚き火を起こす。暖をとっていると犬が鳴きだした。しかもこちらへ来ている!煙で斜面の一部がマスキングされているので土をかぶせて即消火。挙銃して様子を伺う。

だが、聞こえていた犬の鳴きが途切れて親方のほうに戻ったらしい。ウサギでも追ったのだろう。せっかくの焚火が・・・orz

13:30に待ちを解除。もう一段下に新たに待ちを張りなおす。私は休耕田の本命とおぼしき場所に配置してもらった。ここは前後とも以前から気になっていた場所である。道路からすぐの場所なので、他の待ちができるまで車の中で待機。勢子長の奥様が作ってくれたお弁当を食べて英気を養う。

他の待ちが出来たそうなので車を出るが、雨が振り出したのでポンチョをかぶりP箱イスに座って休耕田の中で待機。焚き物が無いので火は起こせない。残念。

しばらくして犬が鳴き出した。本鳴きでどんどんこちらに近づいてくる。挙銃して待機していると、向かいの尾根の反対に犬が回った。だが、ぐるりとこちらに帰ってくるではないか!無線では私の所に出るぞと言ってくる。一瞬、鹿が尾根を降って笹藪の中に入るのが見えた! 藪から休耕田への獣道を注意していると、黒い小さな塊が出てきた。枯れたセイタカアワダチソウに阻まれハッキリと見えないが子シシに見える。鹿と一緒にシシも追い出したのか?一瞬立ち止まったと同時に発砲!一発で撃沈。犬も2頭出てきて獲物を噛みだした。しかし子シシのはずなのに白い色がチラチラ見える?? 確認しに行くとオス鹿が倒れていた(笑) 無線で報告し、犬が着いて離れないので獲物を回収。弾は正面から首の根元に入っていた。後で聞いた話しによると、鹿は私に気が付き脚を折って見を屈め匍匐前進で来たと言うことだ。それで子シシのように見えたらしい。大きな鹿でも小さな側溝の中を姿を見せずに進むと言うから驚きだ。

小シシに見えるほど身を屈めてきたオス鹿

その後、残りの寝屋を掻き回したが獲物は出ず終了となった。ポイントDへ移動して解体し終了。鹿の披弾部はライフルで撃ったように激しく損傷していた。ライトフィールドのホローポイント形状が効いたのか、20mという至近距離で通常のスラグより初速の早い弾を撃ったからか分からない。ガスシールとショックは回収できたが、弾頭は内臓に入っているようで捜索に時間がかかり諦めた。胴厚の薄い子シシも抜けていないのでライトフィールドはやはり信頼できる弾である。

本日は様々な経験をさせていただき感謝感謝である。特に二日間びっしょりになって追ってくれた勢子さん達には本当に頭が下がる。ご苦労様でした!ハーフライフルを装備したので百発百中目指して頑張ります!




出猟日 2月17日 (日曜日)
時 間 8:30〜17:30
場 所 祖母・傾山系
猟 法 グループ猟
天 候 晴れのち時々雪
使用銃 Remington M870(ダットサイトSD-33)
銃 身 20in・1/2ライフル
使用装弾 LIGHTFIELD Hybred EXP Sabot Slug 7発
猟 果
メスジカ 1頭
(グループで他に) シカ 5頭

1月6日に攻めた大山であるが、終猟前にもう一度やってみることになった。
勢子長の宅に集合し簡単な説明を受けて私を含めた先発隊はすぐに出発。前回と同じく一番奥に行くため時間がかかるのだ。

林道に車をデポし、装備を担いで山を登る。前回待った「滝」を上下に張ることになった。私は滝の下で、前回待った尾根から見ていた谷を背に、滝の横を抜ける獲物を阻止する。滝上にはライフルマンのHさん、KGさん、M師匠と続く。本部へ配置完了を打電し、獲物が抜けないよう静かに待機する。

前回待った谷底

前回は上の段しか見なかったが、滝というのが落差20m以上もある立派なものだ。冬季なので水はチョロチョロしか流れていないが、梅雨どきなんかは見応えありそうだ。

ながーいツララが・・・

上の待ちは雪が残っていると言っている。こちらも大きなツララが滝に下がって寒い。風がまともに吹きつけるので堪りかねて暖をとる事にした。かまどを作り剣ナタで薪作り。音を出さないように注意する。乾燥しているのですぐに着火し手ごろな大きなになった。足先と手を暖めて生き返った。勢子さんは犬を入れたようだが跡があまり無いと言っている。寝屋を順番に探っているようだ。

滝の上で銃声が二発。KGさんが2頭居た鹿に撃ったらしい。外れたが下ってきてHさんが発砲し一頭半矢。このままもう一頭が下ってくれば私の待ちに掛かる。挙銃して待機するが気配が無い。不意にドサリと重量物が落ちる音が聞こえた。半矢の鹿が力尽きて滝の崖を落ちてどこかに引っかかっているようだ。もう一頭は私の前には現れず、再び静寂が戻った。

遠くで銃声が2発聞こえたが詳細は不明。
寒いと思っていたら雪がチラチラ舞い出した。焚火をパワーアップして対抗する。犬が私の所まで来た。囲いを抜けようとするので棒を振り回しながら追い返す。相変わらず獲物は出ない・・・

また滝の上で銃声がした。Hさんの所に5〜6頭の群れが来て1頭止めたそうだ。いいなー

無線で犬が鳴き出したと言っている。さっきの鹿の群れに付いたのだろうか?一頭倒したそうだが、あまりにも獲物が出ないのでこの山は止めることになった。犬を全部回収し終えたら待ちを解く。私は滝の下から落ちたと思われる鹿を探して登る。途中の木に引っかかっているだろうと思ったが滝の上の落差2mほどの岩盤から落ちていた。搬出しやすい場所で助かった〜 ツノにワイヤーを巻き引きづり下ろす。降りでガレ場が無いのでさほど苦労することも無く林道まで運び出せた。獲物は輸送班に任せて車へと歩き、勢子長宅へ移動。各自昼食をとる。



今度は一つ下のトンネルが通っている山を攻めることになった。1月27日にM師匠と獲物の搬出で泣きを見た所だ・・・ 私の待ちはいつもの尾根の三叉路だ。360度どこからでも獲物が出ると言う、気を抜けないが楽しい場所だ。

一番下から犬を入れたようだ。ここもまた寒いので焚き物を集める。前回、焚火をしようとして山積みになっていた薪はそのまま有ったので十分な量を確保できた。かまどを作って火を焚いたら一段落。木の根元に座り込み周囲を警戒する。

下のGさんのほうから発砲音。鹿を止めたそうだ。本当にあの場所は抜ける鹿が来る所だな〜

犬が鳴き出してドンドン上に追いやっているらしい。待ちの位置を右の尾根に移動して獲物を待つ。下のKGさんの待ちで発砲音。鹿が上のほうを飛んでいったと言う。私の所に来るはずだ!挙銃して耳を澄ませる。

・・・が、獲物はやってこない。犬の鈴の音は聞こえたのだが鳴いていない?しばらく待ってもダメなので元の位置へ移動する。今度は先ほどのGさんの方で発砲音。外したらしいがこちらへ向かっていると言う。尾根を越えて待機していると下のほうで走る音が聞こえるが姿は見えない。M師匠の方へ言ったので無線で通報。

元の位置に戻ると焚火はほとんど灰になっていた orz 細い枝を入れ息を吹きかけて復活を試みる。ほとんど虫の息であったが、私が酸欠になったのと引き換えに燃え出した。徐々に太い枝を入れ、火が安定した頃に裏側の下の方で枝を踏み折る音が微かに聞こえた。銃を片手にそっと覗き込むと鹿が2頭移動している。ゆっくりと挙銃して1頭目に発砲!動きを止めたが倒れない。2頭目にも発砲し、もう一発撃ちかける。2頭は脱兎のごとく谷底へと走っていった。

おかしい・・・ 確実に当たったと思ったのに?? 急な斜面を降りて現場確認。血は引いていないが毛が散っている。白い毛なので腹か尻を擦ったのだろう。距離は60mを切る位だから当たらないとおかしいのにー

白い毛が落ちていた

首をひねりながら元へ戻ろうとすると下の方で動く音が聞こえる。1頭目は動きがおかしく半矢のようだがドンドン谷底へと進んでいく。全体が見える所まで移動し2頭に3発発砲。半矢ジカの後ろ脚に当たったようだが前足だけで進む。止め矢を撃ちたいが獲物がドンドン動き撃てない。距離を詰めようとするが、かなりの急傾斜で簡単には進めない。意を決して滑り落ちるように斜面を降り、距離20mまで接近。動いて撃ちにくいが頭を狙い2発撃って何とか止まった。

近づいてビックリ。止め矢は顔の左1/3を刀で切ったかのように吹き飛ばしていた。頚堆が露出していたので剣ナタを振り下ろして頚動脈を切断。さらに心臓を刺して放血する。初矢は腹をかすめていたようだ。腸が脱出している。一段落付いて上を見上げてゾッとした。降りてくるときは考えなかったが尾根までものすごい距離が有る。おまけに凄い急傾斜&崩れやすい足場だ。この鹿をどうやって運ぶのだろう?この前のような地獄の搬出は嫌だ。下に下ろすにも地すべりで倒れた杉が無数に有り搬出には数時間かかるだろう・・・ とりあえず獲物はこのままにして待ちに戻る。

弾が擦っただけなのに凄い有様(余りにもグロいので画像加工)

這うように四足で登って戻ってきた。心臓・肺ともに悲鳴を上げている。人数が居ても獲物を担いで上がるのは難しそうだ。

無線を聞いていなかったが、犬は獲物を追いまわしていたが止めて親方の所に戻ってきたらしい。勢子さん達が山を降りたので待ちは解除された。M師匠が来るのを待って相談する。前回よりもマズイ状況を説明し、搬出は諦める。だが私だけで現場で解体し肉だけを持って上がることになった。

物凄い斜面で引き上げるなんて不可能!

防寒着を脱ぎ捨てて身軽になり獲物の所へ戻る。丸太に這わせるように寝かせて痛んでいない部分を解体する。やっぱりガットフックがあると作業が早い!背ロースや右モモ、両肩などほとんどの部位が無傷であった。ビニール袋に詰めてベストの背面ポケットに入れて担ぐ。ずっしりと重く後ろに引っ張られるが、本体を担ぎ上げるよりも数十倍楽だ。残滓は窪みを掘って埋設処理。ゼーゼー言いながら傾斜をゆっくりと登ってもう少しで尾根というところでナイフを一本現場に忘れたことに気づく。ベストを脱ぎ捨てて放り投げ、泣きながらもう一度現場に戻りナイフを確保。ヨレヨレになりながらベストの地点まで登り、一旦休憩。息が落ち着いた所で尾根を登りきり林道へと向かう。M師匠とNさんは火を焚いて待っていてくれた。少し休憩して勢子長の解体場へと移動。すでにほとんどがお肉になっていた。獲物の集合写真撮り損ねたー

お肉になりました

掃除をして分配し解散となった。それにしても今日はよく歩いた。明日は筋肉痛確定だ。腰の方は既に泣きそうなほど痛いけどね・・・



出猟日 2月24日 (日曜日)
時 間 9:00〜16:00
場 所 祖母・傾山系
猟 法 グループ猟
天 候 雪のち晴れ
使用銃 Remington M870(ダットサイトSD-33)
銃 身 20in・1/2ライフル
使用装弾 LIGHTFIELD Hybred EXP Sabot Slug 1発
猟 果
オスジカ 1頭


朝起きるとうっすらと雪が積もっている。市内でこの様子なので山は大雪だろうと覚悟を決めて出発。本日は大分組は全員出席で、足見をする場所を無線で決めながら猟場へと向かう。私は子シシが出た林道を任された。

盛大に降り出した・・・

現地に着くとかなりの降雪で吹雪のようにもなる。足跡も雪で隠れ難しい状態だ。林道の最深部まで行き、車を降りて尾根を歩く。動いた跡は無い・・・ というか分からないorz

雪を踏んだ跡を発見との報が入り、付近を重点的に検索し場所が決定。私はトンネルの上にあるヌタ場付近で待機することになった。

ヌタ場


全員の配置が完了し勢子さんと犬が突入。すぐに鳴きだしたようだが、無線が聞こえず動きが分からない。こちらには来ないようなので焚火をして暖をとっていると、囲いを抜けられたと無線が入った。隣の山を追いかけているそうだ。すぐに火を消し車まで走る。朝見た谷の方向だそうなので急いで移動する。

林道にはKGさんが先に到着しているが、車がスタックしたようだ。最深部は私が行く事にして移動する。終点で耳を澄ますと犬の鳴きが聞こえ、こちらへ向かってくる。装填して様子を伺っているとすぐ上の尾根を追いかけているようだ。朝見た場所だ。終点から左周りで上がらなければ行けない。息を切らせながら走り先まわりしようとするが、尾根を越えて反対側へ移ったようだ。

頭上から3発続けて銃声がした。驚いて挙銃し様子を伺うが獲物は出てこない。発砲したのはKGさんで、風倒木の中を尾根に向けて歩いていたら鹿が飛び出したらしい。反対側に逃げたそうで残念だ。

しばらく経って犬が鳴きながら谷からやってきたが獲物は付いていない。捕まえようとするが逃げまわって手に掛からない。親方に来てもらうことにして小休止。だが、親方が来る頃にはどこかに行ってしまい行方不明になった。しばらく探すと尾根の向こう側で無事確保。犬も回収できたので、集まってランチタイムになった。

雪は止んでほとんど溶けた。お弁当を食べながら会議を行い、S山を三角に囲んで攻めることになった。見通しがよく狭いので30分もかからない場所だ。左右に分かれ縦に並び準備完了。両隣の待ちとは50mほどしか離れていない。お互い撃ちあわないよう確認する。上と下から犬をかけると、3分ほどで私の目の前で鳴きだした!安全装置を解除して構えていると、残念なことに反対側へと移動していった。すぐに2発の銃声がしたが外して抜けられたとのことだ・・・ ショボーン

獲物はシシで犬は追いかけて山向こうまで行ってしまった。待ちを解いて犬の確保を優先する。各所に散らばりマーカーの電波をマニュアル三角測量(笑)で位置を推定。しばらく後に無事確保された。

今度は少し移動して、鳥小屋へとやってきた。このまえ私が畑の中を飛ぶ大鹿を外した所だ。ここは雪が降った痕跡がない??不思議に思いながら前回のリベンジに同じ待ちで待機。今回は失敗を生かし、畑の上へ上がり見晴らしの良い地点で待って下を抜ける分は隙間から覗いて対応する。

犬を入れるとすぐに鳴きだした。銃声が2発響き鹿を止めたようだ。犬が鹿に付いて離れないので獲物を回収すると連絡。勢子さんも犬を引き取り、もう一度投入。その間、犬におわれていない鹿が抜けようとするのを発見したようで小声で無線のやり取りが続く。姿を見せた鹿へ犬をかけると直に付いたようだ。私の場所からも鳴きが聞こえる。ドンドン近づいてくるので緊張しているが、鳥小屋の手前で下に降ってしまった。今度はまた上がってきて隣の待ちのSKさんにかかる。だが2発発砲するも外に逃げられたとのことだ。残念。

残りの犬が別の獲物を追い出した。またまた私の方に近づくが反転して待ちの中をグルグル回る。そして私の方にドンドン近づいてきた。このまま畑の中を飛ぶか下を行くか、緊張しながら様子を伺う。視界の左側にチラリと何かが映った。見ると鹿が畑の縁を飛んで笹の中に入っていく所だ。そのままドットサイトの赤い点を鹿の尻の白いカガミ毛に合わせ尻の穴めがけて発砲!と同時に獲物は笹の中に突っ込んでいった。当たったかどうかとてもきわどい。100m以上離れた地点まで走っていき確認するが獲物は居ない血も引いてない。犬が出てきたが鳴くのを止めている?鹿が入った笹の中に誘導するが鳴かずに探索するだけだ??もう一度倒れていないか確認して、居ないようなので元の位置に戻る。

この距離はライフルじゃないと厳しい!


どうも煮えきらないので、もう一度周囲を検索。血も毛も落ちて無いので外れたようだ。あと1秒、いや0.5秒早く撃てていたら、外したにしろ満足できたのに・・・ 悔しい! 獲物も縁を少し姿を見せて走っただけで、この前のように畑の中を飛んでくれたら余裕で迎撃できたのに残念だ。

犬を回収し終わると、捕獲したのが鹿1頭と言うことで地元の方々は帰路に付いた。4人ほどで勢子長の解体場で解体して終了。同じ待ちで2回も逃してしまいとても悔しい。次回チャンスがあれば絶対に止めてやろうと思う。