9月7日 曇り時々雨 


02:00に船体に何かが当たる音で目が覚める。
イカリとかそういった物の音ではない。
ゴンゴンと大きな漂流物が当たっているようだ。
放送では何もいってこないので問題ないのであろう。
シンとした船内に響く不気味な音はあまり気持ちよいものではない。
数十回ほど響いたら収まった。
いったいあれは何だったのだろう?
同室の人たちも起き出して外を見ていた。

03:45車に乗り込む。
乗船時に一番最後だったので降りるのは私からだ。
目の前のゲートがゆっくりと開く。
係員に誘導されながら北の大地への第一歩を踏み出した。
あたりは真っ暗で(そりゃそうだ)とても寒い。
窓を閉めて暖房をいれる。
この時期の九州では考えられないことだ。

R5を北上し札幌市に入る。
ここではインバーターを購入しないといけない。
市内をウロウロしていたら、高速道路の入り口に間違って入ってしまった。
料金400円・・・
あぅ
痛い

そんなこんなしていたら眠くなってきた。
02:00に起きたのだから仕方ない。
駐車スペースを見つけ2時間ほど寝る。
ジープの中で寝る技も身に付いた。
リクライニングしないシートは最悪だ。

09:30PHSでメールをモバイルギアで受信する。
やはり一番溜まっていたのはジープMLだ。
その後カーショップを探しに郊外を徘徊する。
やはりノートPCが使えないと不便だ。
掲示板の書き込みもできない。
早くインバータを入手せねば・・・

市内を走ってみて気づいたことがある。
一つは信号機が縦についているのだ。
これは雪が積もらないようにするためらしい。
もう一つは、歩行者信号の点滅時間が異常に長いのだ。
普通の信号の1.5〜2倍くらいであろうか?
ほかにも見たことのない設備がたくさんある。
信号の手前に置かれた滑り止めの砂を入れる箱や、路肩を示す標識である。
自動車学校の教科書でしか見たこと無い。
北海道だなぁと感じさせられる。

札幌市内のカーショップを4軒ほど回ったが24V→100Vへのインバーターは置いていない。
作戦を電話帳総当たりに変更する。
3軒目にしてヒット。
場所を聞くがどうも地名が難しい。
地図とにらめっこしてやっとこさたどりついた。(約2時間かかった)
値段もとても安く大変満足だ。
さっそく、ノートPCをつないでネットに潜る。

郊外にでようとするが、また市内で迷子になり2時間ほどたってしまった。
てゆーか札幌の町大きすぎ(笑)

お昼を過ぎたので、セーコーマートにてガラナと牛丼の昼食。
その後は、R231をひたすら北上し留萌までやってきた。

時間は5時だ。
目の前にあるキャンプ場(無料)に泊まろうかとも思ったが、何せこの雨だ。
テントと共にびしょぬれになる。
もう少し先に行ってみようと思いR232を北上する。
小平町迄やってきたところで力つきた・・・
道の駅「おびら鰊番屋」の向かいにある東屋にテントを張る。
道路からも離れており目の前(15mほど先)には海だ。
なかなか良いロケーションのようだ。
これで晴れていれば文句無く良いところだろうが残念だ。

さて、そろそろ寝るとしよう。
雨に濡れたせいかちょっと寒い・・・

朝のキャンプ地

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