10月2日 雨 



06:00起床。
カラスがうるさい。
雨がフライシートを叩いている。
今日は一日雨のようだ。

昨日のハンバーガーで朝食を取る。
美味しくない
このキャンプ場も貸し切りだったな。

この前拾ったクルミの木は、もう実を付けていなかった。
付近には多くのクルミの木がある。
ちょっとウロチョロしてみる。

端っこで新しい実が大量に落ちている。
しかも、この前拾った実より若干大きい。
がんばって拾う。
戦闘糧食の袋いっぱいになった。
良かった良かった。
いいお土産だ。>自分用

09:30雨の中撤収作業開始。
雨が降るし、風は強いしでちょっと苦労する。
管理棟「ぱる」に札(テントの外に吊しておく物)を返しに行く。
レンタルカヌーは1時間1000円だそうだが、雨なのでダメだ。
この前やっとけば良かった・・・
残念。

ここの隣には環境庁が建てた「塘路湖エコミュージアムセンター あるこっと」がある。
入館無料だ。
ちょっと覗いてみる。
施設内はとても綺麗で湿原に関する展示物がいっぱいだ。
「ヤチボウズ」や「ヤチマナコ」の断面ジオラマは素晴らしい。
職員の人が丁寧に説明していた。
ここはかなり見応えがある。
施設の周辺を博物館とする(かなりうろ覚え)フランスの考えを取り入れた施設だそうだ。
道内では初めてだそうだ。
タッチパネルを使って周辺の情報を見ることができるのは良かった。
これCDにして販売してくれるとうれしい。>すぐに買う
付近の情報を手書きで掲示してあるのもとても良かった。
入館者たちも参加し、様々な情報が満載であった。
ここはオススメである。
とても満足。
1時間近くゆっくりとさせてもらった。
次の場所へ移動しよう。

GPSを睨みながら細岡展望台を目指す。
入り口がわかりにくいのだ。
ツーリングマップに座標が書いてあったのでナビゲーションが可能だ。
BEEP音がし、コンパスの指す方向に道がある。
うん、偉いぞGPS。
SA信号が解除されたおかげで精密計測ができる。
アメリカ国防省に感謝。

しばらく進むと駐車場に着いた。
雨が降っているが、展望台に行ってみよう。
ここから8分で着くようだ。
木のトンネルの中を進み展望台到着。
雨のおかげで遠くは見えないがとても良い景色が広がっている。
蛇行した釧路川や湿原がずっと広がっているのだ。
釧路湿原〜ってかんじだ。
遠くが見えないのが本当に残念。
雨も強くなってきたので引き返す。

エゾシマリスに合う。
50cmの近さでお互い気が付いた。
葉っぱが動いてるぅと思ったらリスで、森が動いてるぅ(完全迷彩姿)と思ったら人間だったと言った感じかな?
2,3秒見つめ合ってリスは逃げた。
野生動物ならはよ気付けよ>りす

駐車場の横には細川ビジターラウンジがある。
覗いていこう。
内部は落ち着いた雰気で、暖炉では薪がくべてある。
釧路湿原の動植物の写真が展示されている。
ゆったりと過ごすことができる。
良いところだ。
ゆっくりしていきたいが、時間が12時を過ぎている。
移動せねば・・・

釧路市にやってきた。
雨&風がすごい。
ラジオでは気象情報をやっている。
峠では、雪が降ったりアイスバーンとなったりで大変だそうだ。>ここは日本?
チェーン持ってきて良かった>四輪分
使うこと無ければいいけど・・・

釧路市博物館到着。
外観は丹頂鶴が羽を広げたとこらしい>暴風雨により観察する暇なし
入館料360円だ。
館内には不思議な音楽が流れている。>立体環境音楽とか言うらしい
デザインがすごく建物内部だけでも見る価値ありだ。
展示物も湿原に関する物から石炭、動物、歴史などどれも興味深い内容だ。
とても見やすく、時間をかけてじっくりと見ることができる。
マリモがあった。
阿寒ビジターセンターが改装中で見れなかったから嬉しい。(駐車料金を払えば別な場所で見れたが・・・)
綺麗なグリーンでまん丸だ。
ユラユラと水槽を泳いでいる。
何ともいえない表面の質感が高級絨毯のようだ。(チョット混乱)
いい物見た。
石炭の固まり(1.5トン)はチョット家のリビングに飾りたい。
1993年の1月15日に起きた釧路沖地震(震度6)によって博物館もダメージを受けたそうだ。
石炭や鯨のあご骨(10m近い)・土器・船なんかが被害を受けたそうだ。
巨大なエンジンもズレ、ヒビもはいったらしい。
凄かったんだね・・・
4階の丹頂展示室はドームになっており、湿原にいるような気にさせる>マジで
不思議な空間だ。
ゆっくりと見て回ったら二時間半ほどたった。
とにかく面白い。
オススメの施設だ。
入り口のホール(通称マンモスホール)は一般の人が無料で展示会を開くことができる。
今は木彫りの魚が展示してある。
近くに住む彫刻家の物らしいが、その精巧な作品にはため息がでた。
淡水のマス系を彫っているのだが、剥製かと間違えるほどだ。
渓流魚の持つ力強さや神秘的な美しさが出ているのだ。
この作品は凄い。
マジで一つ欲しい。(高いんだろうな・・・)

あ、15時だ。
炭坑展示館は16時で閉館してしまう。
ゆっくり見る暇はないな。
・・・諦めた

外は凄い雨と風だ。
台風みたいだ。
こんな状態でテントで寝たらどうなるか試すのも面白いかもしれないが、洒落にならないのでパス。
宿やバンガローに泊まろうにも財政的に苦しい。
愛車の中で一晩過ごそう。
R38沿いにある「道の駅しらぬか恋問」へ移動。
30分で到着。
海は大荒れだ。
波の高さ6mになるらしい。
駐車した車もグラグラ揺れる。
台風だ。

道の駅は小さく大した物はない。
ちょっとしたドライブインと言った感じだ。
面白くない。
駐車場でノートPCをしばらく触り、21:00就寝。
車内は狭く最悪だ。
明日、体中が痛いだろうな・・・


元村ハウスぱる(管理舎) 塘路湖エコミュージアムセンター あるこっと
ヤチボウズ ヤチマナコ
細岡展望台からの眺め 釧路市博物館内部
焼き玉エンジン(地震で台座からずれた) 破損個所
 
体重1トンのトド  

 


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