小津留(おづる)湧水
− 温泉の変わりに湧き出た水 −
大分県、直入町。
長湯温泉や芹川ダムがある。
大分市内から向かうと、ダムの先にいつも人で賑わっている所がある。
ココが今日の目的地、小津留(おづる)湧水である。
この湧水は平成3年に温泉掘削のために行ったボーリング調査で
地下50mより水が湧き出したのが始まりと言うことだ。
もちろん温泉掘削は中止。
温泉探していたのに水が出てきて関係者はさぞガッカリしただろう・・・
そんな事があったが平成5年に水汲み場として整備された。
休日は多くの人で賑わう所となった。
さて、ここの湧水量は毎分5トン
水汲み場は多くの人が一気に汲めるよう出来ている。
また、その横には水質分析結果が掲示されている。

↑ クリックで拡大 (約200KB) |
また、道路を挟んだ目の前には、2003年5月にオープンした水の駅がある。
非常に立派な施設で驚いた。
数年前来た時ここは田んぼであったが、随分と変わったもんだ・・・
建物内には特産物販売所とレストランがある。
売店では注文を受けて、その場でお米を精米して販売しているようだ。
売店の前には、これも立派な水汲み場が出来ている
一度に30名は汲めそうだ。
この日も多くの人がひっきりなしに汲んでいた。
漏斗が置いてあり、ペットボトルに簡単に詰めることが出来る。
また、駐車場横にはカートが置いてあり無料で使用できる。
多くのポリタンクを輸送する人にはありがたいと思うが、盗られないかな・・・
で、肝心の水の方であるが
ウマーと言うほどでもなく、不味くもない。
普通である。
ちなみに、ここの水は汲んでから長期保存出来るらしい。
何故かは不明。
水の駅 おづる |
営業時間 |
午前8時〜午後6時 |
電話 |
0974-64-7277 |
定休日 |
第1水曜日 |
