フロントサイトの自作

- 釣り道具で作りました (;´Д`) -


挙銃して気になることがある。

フロントサイト(照星)が目に入りにくいのだ。

クレーに注目すると目の中から消えていくような感じだ。

これには発光タイプのサイトを使うと良いらしい。

カタログを見ると格好いいし早速注文しようと思った。

しかし、5,000円ほどするのだ。

思いのほか高い!

単純な構造なので自作を試みた!


M870フロントサイト

銃口のアップ写真。
フロントサイトは鉄のポッチ?で耐久性はあるが視認性は非常に悪い。クレーを撃つ際にはちょっと困る。猟期中も雨の中や森の中で瞬時にサイティングする時ちょっととまどった。
なんとかせねば・・・

HiViz製 

射撃場ではほとんどの人がこの様なサイトを付けている。周りの光を集め発光して見えるため、サイティングがしやすいようだ。現物を見ると確かに良い感じ。

一番メジャーなのはこの会社のCompSightという製品のようだ。銃砲店では5,000円という値段が付いている。
チューブ一本のためにこの値段は納得がいかないので代用品を物色し始めた。


釣具屋にて発見!

釣具屋店内をブラブラしていると良い感じの物を発見した。
ウキと仕掛けが絡まるのを防止するために使う物だが、この棒が蛍光色で大きさもちょうど良い。値段も8本入って160円ほど。サイズはLがバッチリだ。


もう一品購入

どの様にリブに固定するかで悩んだが、一部製品にもあるように磁石を使うことにした。これも釣具屋で購入。針などがケースから落ちないようにするマグネットシールを利用することにした。これも170円ほどである。


加工

マグネットシートは台紙から剥がし、リブの幅(ちょうど半分)に切る。
チューブを磁石の中央に置き、瞬間接着剤を少量たらす。
これで加工は終了。激しく簡単である。


装着

フロントサイトの直前に引っ付ける。チューブの大きさはちょうど良く、元々あったサイトがちょうど隠れる。振り回してもズレない。意外に強力に付いているようだ。




サイトの比較

元々あったフロントサイトの写真。何となく光ってはいるが、どうもサイティングがしにくい。激しく動くクレーを追うときなどは視界から消えてしまう。


釣り具サイト装着

蛍光グリーンに光り瞬時にポインティングできる。ターゲットに意識を集中しても光っており、サイトは視界内に残っている。これは予想以上に効果がありそうだ。実戦で確認するために近いうちに射撃場へ行こうと思う。



それから数日後・・・

実弾射撃

やっと暇を見つけて射撃場へとやって来た。ポカポカと暖かく射撃には絶好の日和である。早速、トラップ射台にてサイトの実力を吟味する。

問題発生!


グリーンに光っているため非常に撃ちやすい。サイティングが予想以上に素早くできる。ビシバシとクレーを割って気分爽快である!
しかし、問題が発生した。制作段階から懸念されていたサイトのズレが深刻である。2,3発撃つと微妙にリブからズレている。最初から付いているフロントサイトが見え隠れし撃ちにくい。射台を変わるたびに修正する必要がある・・・
やはりマグネットシートの磁力は実弾のリコイルショックには耐えられないようだ。予想通りと言えば予想通りであるが、少々悲しい。

接着

磁石が使えないのなら接着剤を使ってしまえ! と言うわけで、瞬間接着剤にてゴムシートごとリブに固定。当然の事ながらピクリとも動かない(笑) 何やってんだ・・・



その後結局・・・

HIVIZ購入

海外サイトを見ていると安いので、他のアクセサリーと共に個人輸入。日本で買うより半値以下で収まった。マグネットで確実に固定できるし、赤・緑の2色で大小サイズがあり計4本の発光体が入っていた。

さすがにちゃんとした製品は見やすい!

良かった良かった・・・