泉水山・黒岩山

− 楽しいが人気のないルート・・・ −




天気予報では今日が梅雨前最後の晴れとなりそうな感じだったので遠出してみた。この時期人でごった返す久住でありながら
人が少ないと聞いた泉水・黒岩山に登ることにした。この前登った中岳とは「やまなみハイウェイ」を挟んだ反対側である。


登山口

長者原に車を止め登山口を探す。案内板も標識も無く少し探したが、国民宿舎コスモス荘の横を通り過ぎると入口を発見!

キャンプ場

川を越え階段を上がるとキャンプ場に出た。今は営業していないようである。ここを真っ直ぐ突っ切ると登山道の続きである。


荒れ荒れ・・・

案内に従い枯れた川を越え進むが、あまり人が通っていないようで道が潰れかけている。無理矢理進むがチョットきつい


隣には立派な道

横を見るとちゃんとした道がある(汗) 当然こちらにルート変更。だんだんと登りがきつくなり息が上がる。

森の中へ

ぐるっと山腹を回って裏側へとやって来た。ここからは森の中を進むようだ。地面は黒土で湿っぽくかなり滑る。慎重に進むが結構な傾斜で木に掴まりながら這い上がる。

木のトンネル

傾斜が無くなると木のトンネルに入る。人の背の高さ分の空間があり何とも不思議な感じだ。
下泉水山 山頂着 (1295m)

木のトンネルを抜け岩をよじ登ると山頂である。少々足場が悪いが問題ない。
一気に視界が開けなかなか爽快である。だが、GPSによるとここが山頂ではないようだ・・・?

山頂より先を見る

上泉水山方面を見る。少しの間は平坦な道な様だ。

地図上の山頂

少し進むとススキが倒され誰かテントでも張ったのかと思ったが、GPSを見るとここが山頂地点であるようだ。標識等は見当たらない。とりあえず記念撮影。右後方に先ほど登った岩が見える。

上泉水山

目の前に上泉水山が迫ってきた。ここからは段々と傾きつくなり息が上がる。途中からは虎縞ロープが張られているが、かなり緩くてこれに掴まることはできそうにないよじ登る。

山頂

息を切らせながら何とか登ってきた。やっと山頂が見える


上泉水山 (1447m)

正面に三俣山や星生山とその奥が見渡せとても見晴らしがよい。

ミヤマキリシマ

星生山の斜面はミヤマキリシマでピンク色に染まっている。ピークは過ぎたらしいが、後数日は見られるであろう。(予報では明後日からずっと雨が続くが・・・)

路肩に車の列

この時期になると駐車場が足りず路肩は車で埋まる。ここからは見えないが牧ノ戸峠やその向こうも車でいっぱいであろう・・・ 平日なのに大変な賑わいだ。これだけ車があると言うことは山道はさぞ人でごった返しているだろう。

黒岩山

上泉水山から1時間で黒岩山山頂が見えてきた。だが、最初は親切にあった案内板は全く無くどのように行けばよいか分からない。地図で方角を確かめながら、いくつもある道を適当に進む。かなり狭い道で木の枝が突きだしており少々不安であったがGPSを信じて進むと残り30mとなった。

頂上から(1502.6m)

本日3つ目の山頂である黒岩山に到着。ここにも人は居らず静まり返っている。

先端

上の撮影ポイントから岩が西側に伸びている。眺めが良く風も気持ちがよいので、この先端で昼食とした。

八丁原地熱発電所

以前見学したことがある地熱発電所が足下に見える。この時は2名で行ったのだが、発電所のガイドさんまで着いてくれて面白かった。この他に南側には阿蘇の山々がよく見える。

牧ノ戸峠

山頂を後にし、案内板も無くいくつもある道を適当に進むと牧ノ戸峠が見えてきた。予想通り駐車場は埋まり沓掛山への道は人で溢れている・・・

黒岩山を振り返る

平坦な道に下りたので後ろを振り返る。この辺迄は観光客が多い。峠迄下りたらソフトクリームを買い(これが美味い)休憩する。

自然歩道

人の多い峠を後にして帰路に就く。先ほど下りてきた地点より少し北に長者原への「九州自然歩道」がある。案内板によると3.5kmだそうだ。

コンクリート道

車道から離れコンクリートの道が続く。これが意外にシンドイ・・・ 舗装路は嫌いだ。

車道に合流

と、いきなり車道と合流した・・・(汗) ビックリしたが反対側に道は続いているようなので安心だ。この車道を歩くのは危険だ。やたら飛ばしてくる車が多いからだ。

アスファルト

今度はアスファルトの道。展望のない単調な道に疲れ、もうどうでも良くなった。この後も何度か車道と合流しその度に新たなる入口を捜してダラダラ進む。

長者原着

何とか麓まで下りてきた。相変わらず駐車場はがら空き。上とはずいぶんな違いだ。しかし今回一番きつかったのは牧ノ戸からの下りだ・・・

積算距離:12.1km
積算時間:5時間39分(休憩含)
出会った登山者:6人(笑)





GARMIN GPS12CX ログデータをDAN杉本氏作成のカシミールで加工

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