合頭山・猟師山(岳)
− プチハイキングに最適! −
地図を見ていると、くじゅう連山の西側に「猟師山」と「合頭(ごうとう)山」がある。 距離的に短いので池山水源に水を汲みに行くついでに登ってみることにした。 猟師山は猟師岳とも呼ばれる様であるが、ここでは地図に習って猟師山と呼称する。 しかし何故呼び名が違うのであろうか? |
駐車場 瀬の本から進み、牧ノ戸峠手前の右側に広いスペースがある。ここが本日の駐車場である。誰も居ないだろうと思っていたが、県外ナンバーの車が一台止まっていた。ここは広いので20台以上は止められそうだ。奥に見えているのは沓掛山である。 |
登山口 駐車場の丁度反対側が登山口になる。矢印にある看板?が目印だ。看板には「猟師山・合頭山」と書かれている。ここを通る車は結構飛ばしてくるので道路を横断する際は注意が必要だ。 |
登山道 夏の盛りであるのでススキで覆われている。道を見失う程ではないが長袖は必須である。 |
笹の中 森の中にはいると多少地面が濡れている。数日前に降った雨のせいだろう。滑るような所はないので安心して進むことが出来る。 |
ピークが見えてきた 森を抜けると目の前に現れるのが1383mのピークである。背丈ほどもあるススキを掻き分けながら進む。途中で5名ほどの団体さんに遭遇。先ほどの車の人達のようだ。これから全行程のほとんどはススキの中を進むことになると言っていた・・・ |
分岐点着 すぐに着いた。ここは少し広い広場になっておりゆっくり出来る。奥の方には目的の猟師山が見えているがお昼を過ぎたのでここでお弁当にする。いつもは戦闘糧食や救難食料ばかりであったが本日は奮発して”のり弁”である(笑) くじゅうの山々を見ながらゆっくりとする。風は涼しく秋の薫りがして実に気持ちがよい! しばらくのんびりとして出発である! |
合頭山へ 広場から北へのびる道が合頭山へのルートである。ススキは腰の高さほどでさほど歩きにくいことはない。遠くの涌蓋山なをの景色を楽しみながら進む。 |
・・・? ピークを登り切ったら先ほどと同じ景色になった(笑) ページ下部の地図を見てもらえば解るように3つのピークがラクダのコブの様にあるのだ。という訳で新たに見えてきたピークが合頭山である。 |
合頭山(ごうとうやま)着 1293m 右奥が三俣山、左側が黒岩山である。これと言って面白い物はないので写真を撮ったらさっさと引き返す(笑) |
三角点 看板の根本にあった。 |
広場に戻る なだらかな道なのですぐに分かれ道の広場に帰ってきた。ここから南西へと進路を取り猟師山を目指す。 |
猟師山へ 山の頂上付近までずーっとススキの中みたいだ _| ̄|○ |
深〜いブッシュ 下りきった所から一段と深いススキの中になった。こんなにススキが元気がよいのはこの時期だけであるから、面倒なときは春や冬など狙うと良いかもしれない。これはこれで結構楽しいが(笑) |
整備された登山道 と、いきなり整備された道に出た。西側にあるスキー場からとの合流地点である。スキー場の人が草刈りをしているのだろうか? 広くなって歩きやすい。 |
山頂近し 整備された道で楽に来られた。途中には急登もなく実にのんびりと進むことが出来る。 |
猟師山着 (1423.2m) 木で視界が利かず面白い物もない・・・ 阿蘇方面は見えるが目新しい物は目に付かない。 風が通らず暑いので写真を撮ってすぐに引き上げる。 |
撤収 下りは少々用心が必要である。刈り取った草をウッカリ踏んでしまうと良く滑る・・・ 脇に寄せてあるが景色ばかり見て、足元に注意しないでいるとズルッとなるので注意! (2回ほど滑った) |
クサボケ 道ばたにクサボケの実がなっていた。国立公園内であるから採取は出来ないが、果実酒にしてやりたい感じだ。 さて、今回は全体的に静かでのんびりとした軽いハイキングであった。景色の良い最初の広場でお弁当を食べるだけでもなかなか楽しいかもしれない。 積算距離:4.9km 積算時間:2時間21分(休憩含む) 標高差:約313m |