平成15年度 狩猟日記 その1
- − 大分県内での狩猟報告 -
出猟日 | 11月18日 (火曜日) |
時 間 | 11:00〜15:30 |
場 所 | 河川敷 |
猟法 | 流し猟 |
天 候 | 晴れ |
使用弾数 | 33g 3号弾二発5号弾三発 |
絞り | フルチョーク |
猟 果 | コガモ オス 1羽 (デジカメを忘れた為、処理後の姿) |
やっと本日初出撃である。解禁は15日であったが、仕事が忙しく行くことが出来なかった。今日は今まで通い慣れた河川敷を流し、獲物の付き具合を観察することにする。 無線にて猟友mumuさんから入電。こっちに向かっていると言うことだ。私はゆっくりと河川敷を車で流し策敵を行う。どこもまだ緑が多く視界が悪い。キジが居そうな所はあるのだが、足跡などの痕跡が発見できない。ヒヨドリもキジバトも何羽か飛んでいるのが見えただけで発砲する距離には居ない。と言うよりも数が少ないような気が・・? 前方200mに池状になった水たまり(幅50m位)を発見。双眼鏡で見るとカモ数羽が見える。車を降り近くで確認するとコガモだ。距離があるので絞りをフルチョークに変更し5号弾を3発装填する。ゆっくりと近づき、距離約25mで遮蔽物が無くなった。これ以上進むことは出来ないので岸で休んでいる二羽に狙いを付ける。発砲すると一羽が即倒しもう一羽が激しく暴れている。残り二発を飛び立った群れに打ち込んだが手応えナシ。新たに二発装填し、暴れているヤツに一発撃ち込む。着弾の水しぶきと共にやっとおとなしくなった。双眼鏡で見ると頭から血を流して浮いている。薬室の一発を廃莢し獲物の回収に向かう。 生い茂る木の枝をかき分けて、やっと陸にいた一羽回収。水面に浮かんでいたもう一羽を探すが見あたらない。水面をくまなく見渡すが居ない? 無線でmumuさんに連絡。もうすぐ到着するとのことなのでこのまま待機。 数分後mumuさん到着。高台から水面を見てもらうが発見できない。数メートル先からいきなり飛び出た! 水中を潜りながら移動している。早くトドメを刺さないと逃げられる!薬室に一発装填し発砲。大きな水柱と共に獲物はバラバラになった。(驚) 薬莢を確認すると3号弾でした・・・ 至近距離でフルチョークの3号弾を撃たれればバラバラだわな・・・ 装填したのは7半とばかり思っていたので大失敗である。半矢で苦しめた上にバラバラにしてしまったとあっては獲物に申し訳ない。大反省である。 去年ムクドリとヒヨドリが沢山いた木の所へ移動。先ほど捕獲した獲物の羽を毟り、腸を出す。その後、二時間ほど待ったが何もこなかったので撤収! |
出猟日 | 11月20日 (木曜日) |
時 間 | 11:30〜15:30 |
場 所 | 河川敷 |
猟法 | 単独での流し猟 |
天 候 | 曇り 時々 雨 |
使用弾数 | 33g 5号弾三発 |
絞り | 平筒 |
猟 果 | コガモ メス 1羽 |
雨が降っているが時間がもったいない。出撃である。本日も河川敷を流す。キジバトを獲りたいが射程距離にはなかなか現れない。遙か上空を飛んでいる姿を見たり撃てないところに居たりするのだ。
不意に携帯電話が鳴る。会社のOさんからである。イノシシ撃ちの師匠Mさんが2頭の獲物を持ってきたそうだ。私に捌かせるように言ったそうである ( ̄□ ̄;) 一度も四つ足の解体をしたことがないので師匠が練習させてくれるのである。すぐに家に帰り銃&弾を置いて解体に向かった。 その時の模様はこちら。 |
出猟日 | 11月27日 (木曜日) |
時 間 | 10:30〜15:00 |
場 所 | 河川敷 |
猟法 | 単独での流し猟 |
天 候 | 雨 |
使用弾数 | 33g 3号弾1発 5号弾6発 7半4発 |
絞り | 平筒・フルチョーク併用 |
猟 果 | コガモ(メス)1羽 キジバト1羽 ヒドリガモ(オス)2羽 (首を落とした切り口がアレなんでモザイク加工済) |
さて、本日も雨の中を出撃である。今回の目的はズバリ「雉」。今年はまだ一度も姿を見ていない。そろそろ姿を見たいと思う。
一番近い水際のヤツに狙いを付け発砲! 一斉に群れが飛び立つ! 続けて二の矢・三の矢を放つ! 轟音が引くと二羽のヒドリガモが横たわっていた。共に息はない。本日は大猟である!
タップリとWD-40を吹いておいたのでこれで問題ない。メンテが簡単なのもこの銃の特徴だ。 |
出猟日 | 12月8日 (月曜日) |
時 間 | 12:30〜16:00 |
場 所 | 河川敷 |
猟法 | 単独での流し猟 |
天 候 | 晴れ |
使用弾数 | 33g 5号弾3発 7半2発 |
絞り | フルチョーク |
猟 果 | ヒドリガモ メス 3羽 |
いつもの川に出撃である。開始早々キジバトを発見。しかし場所が悪く兆弾の危険がある。撃つことが出来ないので双眼鏡で見ておしまい。
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出猟日 | 12月12日 (金曜日) |
時 間 | 09:00〜14:30 |
場 所 | 大分県西部 |
猟法 | 単独での流し・忍び猟 |
天 候 | 晴れ 時々 雨&雪 |
使用弾数 | 33g BB弾3発 3号弾1発 5号弾6発 7半4発 |
絞り | フルチョーク |
猟 果 | カルガモ 2羽 コガモ オス 1羽 |
去年より目をつけていたポイントに出撃である。前猟期中は下見だけで終わった(つまりボウズ)のだが、今回は期待できる。何せ強風&雨・雪だからである。
次の獲物を求めて移動中、1羽だけで居るカルガモを発見。3号弾を装填し発砲。被弾したようだが半矢のようだ。駆け寄って5号を発砲。バタついているが、その内大人しくなると判断し回収のため対岸へ移動。獲物がいた地点を見るが居ない? 付近を捜索すると、アシの中に血の跡を発見。どうやら半矢でアシの中に逃げ込んでしまったようだ。すぐさま追跡を開始する。血は所々付いているが見失ってしまった。付近を捜索すると、少し先を泳いでいる。羽に被弾し飛べないようだ。すぐに7半を撃ちこむ! 水しぶきが上がりバッチリ決まった! が、カルガモは水中に潜った・・・ 浮いてきた所を仕留める為、薬室に7半を装填し挙銃して待つ。3分ほど付近を警戒しながら待機したが浮いてこない。双眼鏡でくまなく確認したが発見できないのだ。アシを掻き分けて探したり水に石を投げ込んだりしてみたがダメ。見失ってしまった・・・ ひょっとしたら水草に絡まって死んでしまったのかも・・・ 1時間以上の捜索でも発見できなかったので諦める事にする。残念だ。 捜索をあきらめ少し遠くを見るとコガモの群れが居る。5号を装填し近寄る。だが、遮蔽物がなく向こうから見える。低い姿勢でジワリジワリと距離を詰めるが気付かれてしまった。飛び立った群れに発砲するがハズレ。しかし、発砲音で驚いた他のカモ達がこちらに飛んでくる。すぐに装填しクレー射撃を思い出しながら発砲!ハズレ! さらに別のグループが飛んできたので発砲! 「クエッ」とかそんな声を出しながらコガモ一羽が綺麗に落ちた(驚) またまた別のグループが飛んできたので発砲するがハズレ。落としたコガモを回収する。
初めて飛んでいる鳥に当たった(笑) しかも非常に綺麗に落ち、即死であったのでとても嬉しい。すでに十分な量を確保したのでこれで終了とする。とても楽しい一日であった。(帰りの山中は大雪であった・・・) |
出猟日 | 12月19日 (金曜日) |
時 間 | 08:00〜12:30 |
場 所 | 大分県西部 |
猟法 | 単独での流し猟 |
天 候 | くもり時々雪 暴風 |
使用弾数 | 33g BB弾3発 5号弾9発 7半2発 |
絞り | フルチョーク |
猟 果 | カルガモ 1羽 コガモ オス 1羽 |
前回に引き続き、今日も同じポイントに出猟することにした。日の出には現着の予定であったが、まったりと出発したので1時間ほど遅れてしまった。滅茶苦茶風が強く風速10m以上あると思われる。 そんな中、前回とまったく同じ場所にマガモの大群を発見。車を降りると、あまりの風の強さでフラついてしまうほどだ・・・ BBを装填し30m先の密集しているところに発砲! 群れは一気に飛び立ったが、一羽(マガモのオス)が半矢でバタついている。すぐに止め矢を放つが風に流され狙ったところに着弾しない。5発も撃ったが全てハズレである。マガモは体勢を整え泳ぎだしたのだが羽に被弾しているのか飛ぶことはしない。おまけに風が強いので沖に出ることも出来ない様である。残念ながらここから獲ることは出来ない。暫くしてまた来て見ることにする。力尽きれば風でこちらの岸に流されてくるからである。とりあえず次の場所に移動することにする。 2時間ほどグルリと見て回ったがまったく獲物が居ない。やはり最初のポイントに皆付いているようだ。また最初のところに戻ることにする。 途中、コガモの群れを発見。林の中を進み水面を見ると居ない? アシの中に隠れたのだろうか? ゆっくりと進むといきなり目の前から飛び出した! すぐさま挙銃し発砲! 一羽が綺麗に落ちた。確認すると右胸部に多数の銃創、おまけに尻は吹き飛んでいる・・・ 至近距離(約10m)で5号弾を撃ってしまったからである。まぁ、主な破損部位は食用としない尻であるので問題はない。解体する際に整形すればいいだろう。とにかく一羽GETである。 最初の地点に戻ってきた。相変わらずのもの凄い風である。風圧でジープのドアが開かないほどである。半矢になっていたマガモの捜索を行なう。元居た地点には姿は無く、あちこち探し回るが発見できない。双眼鏡で遠くまで探しまくったが判らない。残念だが諦める。どこに行ったのだろう? 射程外のカルガモを眺めていると、いつの間に近くに来たのか地元のハンターが話しかけてきた。大変親切な方で、この辺りの攻め方や地元の人だけしか知らないポイントなどを教えてくれた(感謝) まだ一羽も獲れていないと言うと一番近いポイントまで案内してくれると言う。車で2分ほど走ったポイントには近くに釣りとしている人が居たため発砲は出来なかったが、ワンサとマガモ・カルガモが休んでいるのが確認できた。 1時間ほど他の場所を流してみたが、これと言った獲物は居ない。先ほど案内してもらった場所に戻ってきた。人はもう居らず発砲OKである。獲物は先ほどと同じ場所にいる。すぐに車を降り距離を詰める。遮蔽物が無く出来るだけ低い姿勢で死角から攻める。射程に入った。5号弾を装填し構える。マガモ・カルガモと居るが、一番近いカルガモに発砲! 水しぶきに包まれ暴れている。残りを飛び立った群れに放つがスカ。最初に撃ったカルガモがまだ暴れているので7半で止め矢を放つ。おとなしくなり風で足下に運ばれてくる。50mほど横で無事回収。 他に獲れそうな場所がないのでこれで終了。最後にカルガモが獲れて良かった。 |