ジープの錆び取り

 前々から気になっていた場所 −


パーツカタログCDには、こう記載されていた。

「ブラケット ウインドシールド ダンパ」

こいつはフロントウインドとボンネットが干渉しないようにするための部品だ。

フルオープン(ウインド前倒し)やボンネットを開けた際に使用される。

前々からこの部分が気になっていたのだ。

ジープ最大の天敵である”錆び”に浸食され始めたからである。

私のジープは最終記念限定車で防錆鋼板を使用してある。

通常のジープよりは錆びに強いのだ。

しかし、これはボディーの話である。

他の部分は泣きたくなるほど錆びに弱い。

自然治癒なんてあるはずもなく、時間が経てば完全に腐ってくる。

これは早めに手を打たねばなるまい・・・

そんな訳で、錆び取り&塗装を行うことにした。

 

錆びて固着していると思ったが、何て事無く外れた。

間近で見ると激しく錆びてるのが良く解る。

重傷な様だ(汗)

ゴムの部分(ウインドシールド ダンパ)を外し金属だけにする。

 

ここからは根性の見せ所だ(笑)

ワイヤブラシとサンドペーパで錆を刮ぎ落とす。

ガンガン擦りまくって何とか地金が見えてきた。




20分後


大ざっぱに除去できたので、ケミカル剤に登場してもらう。

こいつは酸化した鉄を還元してしまうという物だ。

薄すく塗り、15分ほど経って拭き取ると

あ〜らふしぎ

眩しく光る錆のないブラケットが現れた。

同様に取り付けボルトの錆も除去した。

 

さて、このままでは金属むき出しのためすぐに錆びる。

塗装による表面の保護が必要である。

色は無難な黒にすることにした。

 

手元にある中で最適な物は「シャーシブラック」だ。

こいつは、シャーシ部の錆止めに塗られる塗料である。

薄く3回ほどに分け重ね塗りを行った。

曇っているので乾きが悪い・・・

1時間ほどで何とか乾いた。

途中で気になり触ったりして指紋の跡が付いたが・・・

ゴムを取り付けいい感じに仕上がった。

塗装面がゴツゴツしているのでサンドペーパをかける必要がある。

1000番程の細かいヤツを使えば完璧だ。

今日はしないけど・・・

 

日が暮れてきたので急いで取り付けにかかる。

いい感じに仕上がった。

非常に簡単な作業であるので早めに行っておけば良かった。

半年前には気が付いたいたモンなぁ

これからは気を付けよ〜

#リアゲートのヒンジ部もかなり錆びているような気が(ToT)


もどるよ〜