こんにゃく番所
南郷茶屋 
そにょ

「たかが蒟蒻と侮る事勿れ」


先ほどの料理もぺろりと平らげ、次に運ばれてきたのは蕎麦だ。

トロロがかかったこの蕎麦はそば粉と蒟蒻粉をある割合で混ぜてあるそうだ。

蕎麦を殺さずいい感じで蒟蒻が効いている。

お次は刺身の盛り合わせ。

竹の器と氷でとても涼しげな感じである。

ノーマル刺身蒟蒻

つるりとした喉ごしで美味。

岩海苔入り蒟蒻

潮の香りがしてとっても良い感じ。

甘エビ風蒟蒻

・・・甘エビかな?

チョット苦しい

蒟蒻粥とお付け物

お粥は何杯でもおかわり自由!

ヘルシーだから思いっきり食べるベシ!

しかし、すでに満腹気味・・・

おかわりは断念 無念ナリ

お粥は米状の蒟蒻である。

梅肉と米状の蒟蒻が乗っている。

大根の間には薄くした蒟蒻。

昆布漬けも昆布状の蒟蒻。

おいしいよー

さて、いよいよメインの登場である。

鴨のすき焼き!

蒟蒻は下のうどんになっている。

こちらは蒟蒻100%の様だ。

蓋をして固形燃料を使いコトコトと煮込む。

 

待つことしばし

蓋を開けずに辛抱ね・・・

 

固形燃料の火が消えたところで出来あがり。

パカリと蓋を開けると・・・

おおー

良い香りがしているぞー

うまそ〜だ〜

早速、溶き卵に付けいただく。

くはぁ〜

うまかぁ〜

うまかばいぃ〜

鴨からすごく良いだしが出ていて蒟蒻うどんに染み込んでいる。

これはうまい!

本日のお気に入りNo,1

あっという間に平らげてしまったた。

残ったお汁は先ほどのお粥にかけて食べたいのだが・・・

すでに満腹。

くやしい〜

 

そしてデザート。

ティラミスだが、もちろん蒟蒻は使ってある。

上に乗っているコーヒーゼリーが蒟蒻でティラミスの一番下の部分も蒟蒻が入っているようである。

あっさりとした上品な甘さで美味しい。

 


さて、今回は私の蒟蒻に対するイメージが全く変わってしまった。

不格好な蒟蒻芋から出来る美しくない蒟蒻のイメージは崩れた・・・

蒟蒻がここまで多彩に変化する物だとは・・・

今回はまさに目から鱗である。

この料理を研究開発された方の創意工夫に脱帽!

本当に美味しく素晴らしい料理を頂きました。

 

場所ですが、西の正倉院から道を挟んだ斜め前。

すぐに見つかると思う。

詳しいことは南郷クリエイションのホームページでどうぞ。

 

こんにゃく番所・南郷茶屋
TEL 0982-59-1000 /10:00〜18:00/ 毎月第1・第3火曜日
(祝日の場合は翌日)