内山
− 変化のある楽しいコース −




前回は伽藍岳と共に登る予定だったのだが、ガスっていて中止した。
そのままでは寂しいのでスキを見て登ってみた。

扇山山頂から見た内山

坊主地獄

相変わらずボコボコと元気に活動中である。
塚原からの行程は前回の伽藍岳と途中まで同じであるので省略する。

塚原越

南側(右)へと進路を変更する。

プレート

上には赤テープと「つるみ縦走路」のプレート。下には登山道のプレートと赤く着色された空き缶がぶら下がっている。

尾根道

道はハッキリとしており迷うことはない。一部の区間は幅1mほどの痩せ尾根を歩いたりしてなかなか面白い。東側はほぼ垂直となっているので滑落したら大変だ。

1039地点

尾根道の途中にある1039mの三角点。ここで少し休憩をとる。時折もの凄い強風が吹き付ける。

最初のピーク

1039から少し歩くと目の前に最初のピークが見えてくる。

楽しくなってきた

一気に登りに入る。写真ではそうでもないが結構きつい傾斜&最後は垂直の登りとなっている。以外とこれが面白い。ロープや木を掴みながら這い上がる。昨日雨が降ったのだが、排水が良いみたいで稲星山の時みたいにドロドロにはなっておらず歩きやすい。隣りにエスケープルートもあるが、面白いのであえてこちらを通る。こんな地点が何ヶ所か続く。

上に出た

少々息を切らせながら上に出た。GPSによると、山頂まで直線で820mのようだ。

平坦な道

高低差のない道を進む。しばしば強い風が吹き付け山全体が揺れているるようだ。平たく大きな岩があったのでここで休憩。

頂上が見えてきた

右側のピークが内山山頂のようである。もう少しだ。

がんばれ中高年

至る所に赤テープとプレートがあり、道がハッキリしているので安心して歩くことが出きる。

苔むした岩

なんか庭園のようで良い感じである。

分岐点

扇山方面からのルートと合流した。いつか扇山から歩いてみたいと思っている。


まるで台風

この辺りから一段と風が強くなってきた。台風の中にいるようである。木々は根元から揺れ唸り声をあげる。幸い木が風を遮断しているので人間はそれほどきつくない。

←画像クリックで動画再生(1.4MB)

内山山頂 (1275.4m)

すさまじい風に煽られ転倒しそうになった。腰を落とし踏ん張って撮影。この後、岩の割れ目に潜り込み風を凌ぐ。
風速は20mは余裕でありそうだ。以前、台風のさなか船を繋ぎ直したりしたことがあるがその時よりも激しい。

由布岳

15分ほどすると風が幾分収まったので穴から這い出る。すぐ真横に見える由布岳の山頂はガスっている。


鶴見岳方面

左側ピークが鶴見岳。右側が鞍ガ戸である。鶴見岳の赤池噴気口から噴煙が上がっているのを肉眼で確認できた。

帰り道のヤマツツジ

再び暴風が吹いてきたので退散する。登りには気が付かなかったが、ヤマツツジが良い感じで咲いていた。もう少しまわりを見渡す余裕を持ちたいものだ・・・

積算距離:約7km
積算時間:4時間08分(休憩含む)
標高差:485m



GARMIN GPS12CX ログデータをDAN杉本氏作成のカシミールで加工

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