釣行日 2月1日 (日曜日)
時間帯 11:00〜14:30
場 所 別府湾 大分市沖
同伴者 Sさん
天 候 晴れ のち 曇り時々雨
海の状態 若潮 11:30満潮 波0.5m 
釣 果
マサバ 16本 (最高サイズ43cm)
マダイ 1匹 (約20cm)

 実は本日で4日連続の出船である。初日はカワハギ釣り、後はアジ・サバ釣りである。コンスタントに大きなアジ・サバが釣れているので、Sさんを誘って出撃となった。さすがに夜勤明けで4日連続となると辛いが、この時期に数日間続けて海がベタ凪になるのは珍しいくこのチャンスを逃すとまた数週間出られないかもしれないのだ。チャンスとあらば頑張って漁に出るのだ!(笑)

 ジャンボアミ(撒きアミ)を2角ほど用意し、出港して5分位の近場ポイントに到着。数隻の船が居るがどうも活気がない。知っている人が居たので声をかけてみたが全然ダメとの事である・・・ 我々も近くに陣取り準備を開始する。今日は某所より電動リールと船竿を借りてきた。この付近は水深35m位であるが、重い仕掛けを一日で百回以上も巻き上げるのが面倒だからだ。贅沢な装備だが楽な方が良い(笑) 

借りた電動リールと竿 (バッテリーはもらった)

 ロッドはDAIWA海峡80-40、電動リールはRYOBI VS700AT-S、仕掛けは大分独特のビシ仕掛けである。上からクッションゴム(2mm、30cm)サビキ(オーロラミックス3-3-5)・下カゴ(関カゴ60号)となっている。余談であるが、関アジ・関サバ釣りはサビキのサイズが5-5-7、カゴの重さが100〜150号となり基本的には今回の仕掛けと同じである。

 さて、早速仕掛けをセットしカゴに撒き餌を入れ投入。底に着いたら1mほど巻き上げ大きくシャクってカゴの中身をぶちまける。群れが居ればすぐにアタリがあるはずであるが何の反応もない・・・ Sさんも黙々とジャンボを撒き続けるが全くアタリがない。仕掛けを大きくたるませたりいろいろな釣り方を試すが群れが居ないから釣れない。当然、周りの船も釣れていないわけで開始早々ダラダラとした時間が過ぎていく。と、Sさんにヒット!上がってきたのは20cmくらいのマダイ・・・ 見えてきたときはチダイかと思ったがマダイである。何も釣れなかったときのために一応キープ。


 私には何も釣れない。痺れを切らし移動である。移動した先は大型タンカーの真横である。この場所は昨日の朝爆釣したというポイントである。先に来ていた一隻と我々だけの貸し切りである。先ほどと同じ様にアミを撒き続けると隣の船にサバがHIT!群れが回ってきたようだ!タナを聞くとやはり底とのことなのでカゴを海底に着けた状態で待つ。するとブルブルと私本日初の魚信! 巻き上げスイッチをポンと押し海面に浮いてくるのを待つ。電動は楽である! が、巻き上げ速度が早すぎた為かサバを取り込もうとしたら針からハズレ海にドボン・・・ く、悔しい・・・ もう一度カゴに餌を詰め海底に落とし、少し待つと大きなアタリ!速度を落とし、手巻きより少し速い速度で巻き上げると見えてきたのは立派なマサバ!! 針から外し生け簀に放り込む。Sさんにもアタリがあり見事な鯖が釣れた。
 
船尾にて竿を出すSさん (一番奥の船は大きく竿が曲がっている)

 だが、隣の船の方が遙かに釣れている。向こうは二人で5本の竿を出している為と潮の向きが隣の船の方向に流れているため撒き餌が効いている。また、サビキの色もあると思う。今回ミックスを使ったが食ってくるのは白か緑。この色で統一した方が良かったようだ。確かにサビキを買っているとき知り合いの船長に白を使った方がよいとアドバイスは受けていたのだが・・・ 素直に従うべきであった(激後悔) 

 いつの間にか数隻の船が近寄って来ており竿を出していた。皆バンバン当たるので大賑わいである。我々も負けずと本日の目標20本を目指し釣り上げる。落ち着いて釣ろうと思っても群れが居なくなる前にと焦ってしまう。ナブラ撃ちに似た感じである。

生け簀の中はサバとちょっとグロッキーなマダイ

 さて、落ち着いたところでカウントしてみると16匹くらい釣れている。雲行きも怪しくなりポツポツと雨が降り出した。二人で分けるには十分な量であるのでこの辺で納竿とする事にした。魚は鼻からステン鋼線を入れ神経締めを行いエラの後ろをナイフで刺し生け簀に放り込み血を抜く。これで最高の状態で持ち帰ることが出来るのだ。美味しい魚を味わうため手間は惜しまないのである。さぁ、早く帰って一杯やろう! #そういえばアジが一匹も釣れなかったな〜


もどるよ〜